ふるさとの史跡をたずねて【67】八重子島(因島大浜町)

八重子島(因島大浜町)

大楠山の頂上を東に進むと大木の隙間から八重子島が見える。

八重子島の近くを因島の二見が浦と呼ぶかどうかは知らないが、とにかくよいところである。満潮時の形もよいが、潮が引くに連れて現れる大小二島の姿や、やがて二島がつながるのを見るのは楽しい。

お鳥喰い神事の島として知られるが、岸べとの間は遠浅で、夏には毎日のように誰かが沖合を歩いていて、いかにも楽しそうだ。それに島に渡っている人もいる。

小八重子島から、こちらへは潮が引くと砂州が伸びてくる。陸続きになるのを待っていても、ならない。諦めて近くの浅いところを選びながら、長く伸びた砂州の先端を目指して海中を歩いて渡った。満ち潮に転じても、渡ったとき以上にならないうちに引き返せばよい、と波打ち際の状況を確認してまず小八重子島を回る。

そして次は八重子島である。ここには海食門があって大人でも通り抜けることができる。子供にとってはヒトデやウニなどの海岸動物の観察もできる。

考えてみれば、陸続きになった時歩くよりも、海水の中を長く歩いて渡る方がはるかに刺激的で、磯遊びとしては最高である。

因島八景にも取り上げられている八重子島も、鷺と鵜の棲家となったせいか、松は枯れ、遠くから見ると山肌が白くなっているのが気にかかる=写真下。春になって緑が戻ってくればよいが…。

(写真・文 柏原林造)

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