因島総合病院 小児科と整形に常勤医着任
因島総合病院(尾道市因島土生町)の小児科と整形外科の診療体制が今年4月から圧倒的に強化された。「この地域の医療を何とかしたい」という歴代の院長(河本紀一、橋本洋夫)の想いに賛同して、今日の病院を支えている山本頼正院長(因島中庄町)をはじめ、多くの医師たちの活躍が期待されている。
小児科常勤医 本間貴士医師
診療は9時~18時(受付)、第1・3・5土曜日午前中。子どもと、働く保護者が通院しやすいように配慮している。外来のみ。
かつては常勤医師が2人いた時期もあった小児科は2007年以降、非常勤医師による診療を続けてきたが、今年4月から小児科常勤に本間貴士医師を迎えた。
【プロフィール】北海道帯広市出身。妻が尾道市出身、44歳。東北大学卒業。仙台赤十字病院、東北大学病院、宮城県立こども病院、石巻赤十字病院、山形県立中央病院、宮城県立こども病院、JCHO仙台病院勤務。
【コメント】「これまで勤務してきた病院は小児科が当たり前のようにあり、子どもたちの保護者から『赴任してくれてありがとうございます』と言われた事はなかった。しかし、因島で『来てくれてありがとうございます』と多くの方から感謝の言葉をかけられ、因島唯一の小児科としての責任をあらためて確認するとともに、島の子どもたちの健康を守る」と、本間医師は強い決意を語る。
整形外科常勤医 穂積高広医師
診療は月曜日~金曜日、9時~11時30分診察。午後は原清吾医師。
整形外科はこれまで非常勤医師により診療をしていたが、4月から常勤に穂積高広医師を迎えた。これで原清吾医師(三原市出身)との2人体制と、廣岡孝彦医師による夜間診療が整い、毎日の診療が可能になった。
【プロフィール】上島町岩城島出身、64歳。今治西高校卒、島根医科大学卒。都立駒込病院整形外科部長、同病院医師統括部長など歴任。脊椎脊髄外科専門医。2015年から「ベスト・ドクターズ・ジャパン」に選ばれている。
【コメント】「医療過疎の島に生まれ育ち、将来は医者になろうと決めて進学した。中学校で教員をしていた父親の教え子たちも来診に多く、地域に根差した病院で患者の環境を知らないと適切な対応ができないと感じている。自分にとって良い経験の場になっており感謝している。ベテランのスタッフが多く、充実している。MRIも希望すればすぐに撮影できる。予想していたより設備が整っており職員が訓練されている。都会では予約状況が混んでおり難しい。整形の診察室から見る景色も素晴らしい」と、穂積医師は語る。
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