ふるさとの史跡をたずねて【61】千人塚(因島大浜町)

千人塚(因島大浜町)

大浜の齋島(いむしま)神社から少し北に行くと写真のような供養碑がある。田島、百島の連合軍が大浜幸崎城を攻めてきた時の戦死者の霊を弔ったもので、千人塚と言われている。少し北の入り江が戦場で、元はその近くにあったが、埋め立てにより山が削られたので移った。粗末に扱ってはよくないと、近くの人々により丁寧に供養されている。

その戦いは永正年間(1504~1521)のことと言われており、その理由はよく分からない。その後で田島村上氏が能島村上氏に変わったのだが、能島村上氏武吉の家督争いはもう少し後のことだから、関連付けるのは難しい。

田島分家が因島村上氏二代吉資の弟から始まるのに対して、大浜分家は四代吉直の弟村上丹後守吉房から始まる。

丹後守吉房は百島も支配し、茶臼山城に嫡子吉高を住ませた。その吉高が田島分家の村上範和とともに大浜を攻めたということだから、話はいささか複雑になる。

さて、重井村上氏には備前屋系、丸本屋系、長右衞門系があるが、その備前屋系は四代吉直の弟、すなわち丹後守吉房の兄弟を祖としていると伝えられる。では、同じ頃に重井に住んだのかというと、そうではなく重井に土着するまでにはまた別の歴史がある。

(写真・文 柏原林造)

【PR】ピザカフェつばさ

因島の美味しいピザ屋「ピザカフェつばさ」

みょーんと伸びるチーズとこだわりの生地を溶岩石窯で一気に焼き上げます。
テイクアウト歓迎。

尾道市因島土生町フレニール前(旧サティ因島店前)
TEL 0845-22-7511

平日・土曜日 11:00~22:00
日曜日・祝日 11:00~14:00