尾道地区保護司会「社会を明るくする運動」入選作文【終】「二十歳の自分との約束」

尾道地区保護司会(小川曉徳会長)が行った第65回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。

「二十歳の自分との約束」

因北中学校三年 田頭由衣さん

あと5年たてば私は20歳になり、大人の一員として生きていくことになります。20歳になると、飲酒や喫煙をすることを法律上で認められているので、お酒を飲み始めたりたばこを吸い始めたりする人も多くいるでしょう。

しかし私は、20歳からそれらに向きあい始めるのでは遅いと思います。実際に飲酒や喫煙をすることができるのはもちろん20歳ですが、それ以前にお酒やたばこの害などについて知り、考えておくべきだと思うのです。そうすることで飲酒運転による事故を未然に防ぐことができたり、飲酒や喫煙が将来の健康にどう関わるか、考えたりできます。

では、まずはじめに、飲酒について知り、考えていきましょう。お酒にはアルコールという成分が含まれています。このアルコールには麻酔作用があり、脳がまひして思考力や自制力、運動能力が低下します。運動能力が低下すると、交通事故や傷害事件を起こしやすくなるという、お酒の恐ろしい一面が現れます。また、「一気飲み」などのように一度にたくさんのアルコールを摂取することで、急性アルコール中毒を起こし、最悪の場合は命を起こすこともあります。これらがお酒の影の部分です。お酒を飲む時は、ある程度で止めることが大切だと思います。また、「お酒を飲んだら絶対に車の運転はしない!」と強い意志を持つことや、周りの人が飲酒運転をさせないように目を光らせるなどといったサポートをすることも重要だと思いました。

次に喫煙について知り、考えていきましょう。たばこにはニコチン、タール、一酸化炭素などの有害な物質が約200種類も含まれています。たばこの最も恐ろしい部分は、口腔がん・喉頭がん・食道がん・胃がん…などのがんによる死亡率を大幅に上げてしまうというところだと思います。そして、たばこを吸っている人だけでなく、周りにいる人にまで影響をおよぼしてしまうこともあります。たばこを吸う時は、時や場所をしっかり考えてその時・その場に応じた行動をとることが大切だと思います。

飲酒や喫煙の害を知り、それらについて自分なりに考えて今、私は20歳になってもお酒をあまり飲まないようにしよう、たばこは絶対に吸わないぞ、と20歳の自分と約束しようと思いました。20歳の自分が、飲酒や喫煙との向き合い方や関わり方に間違えてしまったり困ったりしない、立派な大人の一員になることを願います。

20歳になるまでに、一人ひとりが飲酒や喫煙について知り、考え、未来の自分と約束をすれば、飲酒運転の撲滅やアルコール中毒、たばこの依存症の防止をすることができると思います。強い意志を今から持つことで、未成年の飲酒や喫煙までも防ぐことができます。20歳の自分達やその頃の世の中のためにも、20歳の自分と今、約束してみてはどうでしょうか。

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