太陽の恵みに感謝【2】まちの発電所めぐり 村上富男さん(田熊町)

掲載号 08年11月01日号

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 「他人に勧めるには、まず自分からと思った」と、太陽光発電設置の動機を語る村上富男さん(61)。

 5期20年にわたり因島市議をつとめあげたのち村上さんは、本業の建設機材・工具販売㈲富喜商会のかたわら、宗教法人「生長の家」広島教区栄える会因島支部長の活動をつづけてきた。

 同法人は活動方針として地球温暖化防止をかかげており、村上さんは平成18年6月、自らの店舗に事業用として太陽光発電を設置した。

 3.14kw(キロワット)システムを採用。パネル20枚になる。店舗で使う電力の4分の1をまかなっている。総工費は195万円で現金払いである。

 設置以前の光熱費(電気とプロパンガス)が月平均3万6000円。設置後、オール電化効果も合わせて実質約2万円に減少した。

 成子夫人は、「家を新築するときから、太陽光の工事を組み込んでもらったらいいよ」と、甥や姪にすすめている。

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