10月28日日曜日、今日は土生町体育会の町民ハイキング(宮島)の日でしたが、因島各地域でイノシシの被害が多数発生しているので、因島猟友会駆除班では、午前8時からイノシシ駆除をおこないました。
最初は田熊町の古いトンネル付近で猟犬でイノシシを追い出し、午前9時過ぎに90キロあまりのイノシシを退治しました。
今日は、朝から順調です。
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6人でイノシシを待ち伏せしましたが、Kさんが、ほぼ垂直に近い斜面をよじ登って、みかん畑に逃げ込む寸前を、ライフルでしとめました。
お見事!
つづいて、中庄町の鹿穴(シシアナ)地区を、駆除。
60キロぐらいのメスを駆除。
続いて、青影トンネル上で、待機していた私に、イノシシが逃げてきました。
が、しかし照準を合わせる間もなく、横を通って青影山のほうに逃げられました。
猟犬は続いて追いかけているので、待ち伏せ場所を大山峠に変更。
待つことしばし、50キロぐらいのイノシシが、現れました。
やぶから姿を見せたところを「ズトン」
残念ながら椋浦町方面に逃げられました。
今日は2度もチャンスがあったのに、残念。
昼食の後、椋浦町の栗林奥に猟犬を入れてイノシシを探索させました。
10分ぐらいで、「わんわん」とイノシシを見つけたようです。続いて「キャン・キャン」と悲鳴が聞こえました。
やっと逃げ帰った猟犬を見ると、20㎝ばかり横腹を牙で裂かれていましたが、幸い深手でなく、急いで獣医さんの手当てを受けました。イノシシの雄が発情しているのでしょうか、すこし気が荒くなっているようです。
同じ日、瀬戸田でも駆除をおこなっていましたが、そちらでは4頭の猟犬が負傷したそうです。
「イノシシが気が荒くなっていますので、ご注意下さい。」