2009年2月7日 / 最終更新日 : 2009年2月7日 times ふたりの時代 青木昌彦名誉教授への返信 ふたりの時代【30】青木昌彦名誉教授への返信 人生選択の広島大【2】 ある日、学科は違うが同学年の活動家が私を寮に訪ねてきた。初対面であるにもかかわらず「次の選挙に一緒に執行委員に立候補してくれないか」と、申し入れてきた。それは熱っぽく、今にも泣き出さんばかりの勢 […]
2009年1月31日 / 最終更新日 : 2009年1月31日 times おかめはちもく オニは春を呼ぶ日本の神 一年の計は元旦にあり、一日の計は朝(あした)にあり…と続くのだが、気がつくと1月も終ってしまった。
2009年1月31日 / 最終更新日 : 2015年4月10日 times せとうち花壇 商人の仕掛けにのせられ恵方鮨百万本の一本を買う 林原澄子 恵方鮨とは、恵方巻(えほうまき)の別名である。節分の日にこれを食べると福がやってくるとか、縁起が良いとか言われている。
2009年1月31日 / 最終更新日 : 2009年1月31日 times ふたりの時代 青木昌彦名誉教授への返信 ふたりの時代【29】青木昌彦名誉教授への返信 人生選択の広島大(1) 1963年に入学した広島大学は、私の人生選択の場になった。職業の選択ではなく、もはや後戻りのできない、生き方の選択である。現在、主要な施設は東広島市にあるが、ここで問題になるのは、広島市東千田町 […]
2009年1月24日 / 最終更新日 : 2009年1月24日 times おかめはちもく 世界恐慌の前夜のオバマ大統領就任演説 大寒で冷え込んだ21日午前2時。日本の昔流に表現すれば草木も眠る丑三つ時米国44代大統領バラク・オバマ氏の就任演説が始まった。
2009年1月24日 / 最終更新日 : 2009年1月24日 times ふたりの時代 青木昌彦名誉教授への返信 ふたりの時代【28】青木昌彦名誉教授への返信 島からの旅立ち 60年安保闘争の高揚と衰退の時期は、私の島からの旅立ちの準備=広島大学受験準備の過程と重なっている。安保闘争が本格化した1959年4月には、地元因島の三庄中学校3年に進級し、翌60年に因島高校に入学した […]
2009年1月24日 / 最終更新日 : 2009年1月24日 times せとうち花壇 あな欲しと思ふすべてを置きて去るとき近づけり眠ってよいか 竹山 広 一首の焦点は「すべてを置きて去る」にあります。厄介なのは「すべて」の範囲ですが、一首の緊迫感から全ての欲望(性欲、食欲、物欲…)が対象で、森羅万象のことごとくとなります。
2009年1月17日 / 最終更新日 : 2009年1月17日 times おかめはちもく 本誌創刊1000号ありがとうございます。 新年元旦号で創刊1000号を迎えることができました。ひとえに読者の皆様方の温かい支えがあったからとスタッフ一同、心より感謝致しております。
2009年1月17日 / 最終更新日 : 2009年1月17日 times せとうち花壇 新年の庭先に来てピーヒョロロ鳶(とび)しっかりと福運び来よ 浜田伊勢子 新年とは言っても、元日、二日、三日とあるから、その何れかの日である。お目出たい年の始めに、我が家の庭先に来て鳶が鳴く。日頃からこの家の人が魚や肉片を与えているのかと思ったが、そうでもないらしい。鳶の鳴き声も […]
2009年1月17日 / 最終更新日 : 2009年1月17日 times ふたりの時代 青木昌彦名誉教授への返信 ふたりの時代【27】青木昌彦名誉教授への返信 新しい波 戦後政治史を画する60安保闘争を担った学生群像への興味は尽きない。昨年の暮れに東京で開かれた「ブンド創立50周年記念飲み会」に案内を受けたので、取材をかねて出席した。その場で幸運にもブンド書記長であった故島成 […]
2009年1月1日 / 最終更新日 : 2009年1月1日 times おかめはちもく ともあれ造船関連企業は景気持続の新年を 明けましておめでとうございます。昨年はライフワークにしている碁聖・本因坊秀策伝承の殿堂、囲碁記念館と生家復元が因島外浦町にオープン。市民劇団尾道テゴー座による「秀策・虎次郎ものがたり」が市民会館大ホールで公演されるなど […]
2009年1月1日 / 最終更新日 : 2009年1月1日 times せとうち花壇 年末に帰省の息子がガラス拭き見通しのよき正月となる 三島美知子 以前から窓ガラスの汚れが気にはなっていたのだが、明日、明後日は、と思いながらもいつしか年の瀬になってしまった。例年であれば、息子の帰省も大晦日から、元旦にかけての二、三日である。今年は、会社の仕事の関係から […]
2009年1月1日 / 最終更新日 : 2009年1月1日 times おかめはちもく デジタルの時計が秒を刻みゆくこの一秒の持つものは何 三木 啓子 デジタル時計の特徴は時・分・秒針の動きに現れています。特に秒針の動きの「律儀な素早さ」は要注目点です。同じ時・分・秒針という名称でも、日時計の秒針はユックリと動き、見る人は癒されて時の流れを忘れる程です。
2008年12月20日 / 最終更新日 : 2008年12月20日 times おかめはちもく 竹下虎之助氏と因島 経済成長期の広島県知事を3期12年間にわたり務め地方自治一筋に歩んだ竹下虎之助氏(84)が16日死去した。島根県大田市の出身で、松江の記者仲間から「広島県は人材がいないので知事を貸してやっているのだ」と、ひやかされたも […]
2008年12月20日 / 最終更新日 : 2008年12月20日 times ふたりの時代 青木昌彦名誉教授への返信 ふたりの時代【26】青木昌彦名誉教授への返信 天を衝く勢い 60年安保での全学連の闘いをみるに、理論と実践の両面において、まさに「天を衝く勢い」を感じる。青木昌彦氏は、前掲の著書で次のように語っている。
2008年12月20日 / 最終更新日 : 2008年12月20日 times せとうち花壇 地球という宇宙の星にわが住みて四畳半の部屋のベッドに眠る 石田冨美子 光年という単位で語られる広大な宇宙と、四畳半の部屋に据えたベッドの狭さの比較から不思議なユーモアを感じます。そのユーモアによれば
2008年12月13日 / 最終更新日 : 2020年4月5日 times おかめはちもく 環境問題を利用した利権 ゴミの分別している住民はバカをみているのか? 同和から福祉問題へ。そして環境問題がいまや誰も逆らえない”錦の御旗”になってきたようだ。ところが、この問題を利用した利権が生まれているという話を耳にする。それが事実とすれば、知らず知らずにゴミの分別に協力している住民はバ […]
2008年12月13日 / 最終更新日 : 2008年12月13日 times せとうち花壇 今すこし若くしあらばと名湯のマップに印す丸かずを増す 有吉 貞子 民放でときどき温泉めぐりの放送をやっている。しかも人里離れた山峡の秘湯と言われるところである。もちろんコマーシャルを含めた、大皿に盛り上げた山や川の珍味。露天風呂に女性二人がゆったりと湯浴みをしている。紅葉 […]
2008年12月13日 / 最終更新日 : 2008年12月13日 times ふたりの時代 青木昌彦名誉教授への返信 ふたりの時代【25】青木昌彦名誉教授への返信 学生運動私論(下) 大学において学生が結束してしまえば大学当局は二進も三進も行かない。警官導入でどうにかなるものではない。とりわけ当時の東大駒場には、旧制一高時代以来の伝統で「警察は一歩も入れてはいけない」という警官ア […]
2008年12月6日 / 最終更新日 : 2008年12月6日 times おかめはちもく 産経新聞記者時代の同僚「俵萌子」に捧ぐ この欄で記者時代の知己の追悼記を書くのは、因島と縁があった司馬遼太郎先輩(本名福田定一)についで二人目が11月27日肺炎のため亡くなった女性評論家、俵萌子(77・本名中野萌子)になった。
2008年12月6日 / 最終更新日 : 2008年12月6日 times せとうち花壇 今朝一輪夕べ二輪と九輪の鷺草白く闇に浮かべり 半田ミチエ 『お花や生き物に興味がある人はこの素晴らしい自然の神秘を感じる鷺草を見て誉めてくれ、興味が無い人は自分の隣に咲いていても 目もくれません』とは土屋薬局店主・土屋幸太郎氏の言葉で、氏は更に続けます。
2008年12月6日 / 最終更新日 : 2008年12月6日 times ふたりの時代 青木昌彦名誉教授への返信 ふたりの時代【24】青木昌彦名誉教授への返信 学生運動私論(上) 「ふたりの時代」の源流を探索していくと、ふたつの安保闘争の土台となった戦後学生運動とは何であったのか、調べたくなった。しかも、その渦中にあった者の体験談を通して知りたくなった。 青木昌彦氏は、「私 […]
2008年11月29日 / 最終更新日 : 2008年11月29日 times せとうち花壇 紅葉なす山と凪ぎたる海見ゆる日溜り探して弁当開く 河内せい子 この歌の中には、作業は何をしているのか、誰と誰がいるのかと言うことがどこにも書かれてはいないが、歌の前後の関係から、〈これはミカン摘みだ。〉〈夫婦二人がいる。〉の内容である。
2008年11月29日 / 最終更新日 : 2008年11月29日 times ふたりの時代 青木昌彦名誉教授への返信 ふたりの時代【23】青木昌彦名誉教授への返信 0歳の戦争体験(下) 最近、因島空襲調査のなかで出会った出来事を通じ、あることに気付いた。それは、学生時代に激しく敢行したアメリカのベトナム戦争反対闘争や安保・沖縄闘争、在日米軍基地撤去闘争が、私の受けた空襲に一矢を報 […]
2008年11月22日 / 最終更新日 : 2008年11月22日 times おかめはちもく 亀井―佐藤陣営の呉越同舟のポスターに首をかしげる 麻生政権は与党内まで不協和音が聞かれ死に態状態になっているが、国会解散年末年始の総選挙は見送られそうだ。
2008年11月22日 / 最終更新日 : 2008年11月22日 times ふたりの時代 青木昌彦名誉教授への返信 ふたりの時代【22】青木昌彦名誉教授への返信 0歳の戦争体験(上) 0歳時の戦争体験は経験と言えるのか、私にとって大きなテーマである。わが家が米空軍の空襲を受けたのは、私が生まれて11カ月が経った頃だった。祖母と母とともに全壊した家屋の下敷きになった私は、仮死状態 […]
2008年11月22日 / 最終更新日 : 2008年11月22日 times せとうち花壇 亥の子まで炬燵の火入れ待つとするスイッチポンの電器なるとも 白須 淑子 一首を目にして、炬燵の暖かさを待ちわびた少年期を懐かしみました。「炬燵は亥の子から」と聞かされたが、それが何月何日であるかは確定できなかったのです。当時は何事につけ、是非を問う前から慣例をよしとしていた様で […]
2008年11月15日 / 最終更新日 : 2019年3月2日 times おかめはちもく 芝居「秀策・虎次郎物語」因島公演を終えて 冷たい晩秋の曇空だった9日。観客がひいた因島市民会館大ホールは暖房が入っていなかったにもかかわらず温もりが残っていた。 昨年秋のこと、NPO法人尾道てごう座の田島美鈴さんから「碁聖・本因坊秀策」をお芝居にしたいと相談があ […]
2008年11月15日 / 最終更新日 : 2008年11月15日 times ふたりの時代 青木昌彦名誉教授への返信 ふたりの時代【21】青木昌彦名誉教授への返信 源流を訪ねて(4) 私は出身の広島大学の60年安保闘争についてほとんど知らない。ただ文学部の学生で、当時の全学連中央執行委員であった千葉喬之氏から強い影響を受けたことは今でも忘れることができない。
2008年11月15日 / 最終更新日 : 2008年11月15日 times せとうち花壇 手押車に子犬三匹顔出して紅葉より先に被写体とせり 岡野 幸子 作者は、多くの人に愛用されているデジタルカメラを手に、紅葉狩りに来たところである。また、車を降りて紅葉名所の入口付近にさしかかった所である。