鉄板焼き・やきとり「ぽけっと」祝55周年 常連さんかけつける

写真=ぽけっと入口。宮崎夫妻㊧と松浦夫妻㊨。㊤は従業員の西河さなえさん

尾道市因島土生町長崎下区のバス通り沿い(ホテルみやじま前)にある「鉄板焼・やきとりぽけっと」が、開店55周年を迎えた。店を切り盛りするのは、松浦昌一さん(83歳)と静子さん(80歳)の夫婦。夕方5時から9時まで、月曜から土曜に明かりがともるこの小さなスナックは、地元で長年親しまれてきた。

12月5日、因島田熊町に住む宮崎勇さん(73歳)と妻の育栄さん(69歳)が、記念日を祝うため駆けつけた。1969年の開店当時、「小さなスナック」(パープル・シャドウズ)の曲が街に流れ、若者たちの心を躍らせていた時代。

宮崎さんは高校生のころ、アルバイト帰りに静子さんのピラフやカレーを目当てに毎週通っていた。お金がないのでコーヒーを我慢し、それでも店に足を運んだという。社会人になってからは同級生たちと酒を酌み交わす場となり、育栄さんとのデートにも使った思い出の場所だ。

今でも女子会や夫婦会で訪れる居心地の良いお気に入りの店。そんな長年の常連である宮崎さんに、店主の松浦さん夫妻から感謝を込めて「缶ビール55本」と花束が手渡された=写真㊤

店内外には、五洋建設新日本海フェリー、地元の電器店、長年の馴染み客や従業員などから贈られた花々がずらりと並び、祝福ムードいっぱい。「ぽけっと」は、現在もジャパンマリンユナイテッド因島事業所などの造船所で働く人々にとって欠かせない存在だ。

これからも「ぽけっと」は、因島の人々の心をほっと温める場所として灯りをともしていく。

パブ・エスカルゴ

昌一さんは、裏手に「パブ・エスカルゴ」も経営。こちらも多くの人に親しまれている。

日新丸

開鯨丸

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