尾道地区保護司会「社会を明るくする運動」入選作文【2】「家族との会話と笑顔」
尾道地区保護司会(楢原幸伸会長)が行った第64回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。
「家族との会話と笑顔」
日比崎小学校六年 重田雛子さん
社会を明るくすることのできるものは何でしょう。とても難しいです。そこでまず、「社会」とは何かを辞書で調べてみました。
「(1)世の中、世間(2)たがいに助け合って暮らしている人々の集まりや生活」と書かれていました。そして例の中に、「学校も一つ小さな社会。同じ仲間の人々の集まり。」と書かれていたのです。そこで私は、もっと小さな集まり、「家族」も社会だと考え、私の家族をもっと明るくすることについて考えてみました。
私は、家族を明るくするのは会話だと思います。
私は、お母さんとは学校であった出来事や友達の話をよくしますが、お父さんと話すのは、最近少し面どうになっていました。お父さんが、
「今日の水泳記録会どうだった。」
「泳いでいる時に、みんなの声えんは聞こえたか。」と聞かれた時も、「ああ、うん」と返事をしただけで、くわしくは話しませんでした。そのことを思い出して、私はそれではいけないと思いました。そう思ったのは、あるドラマを見てからです。
ドラマでは、お父さんがとつ然死んでしまいます。ドラマの中のお母さんは、とても優しく主人公はいつも、お母さんには思いを伝えていました。
お父さんは厳しく、毎日仕事がいそがしくて、家族には余計な話はしないし、家族もそんなお父さんに気をつかい、余計な話はしませんでした。そんなお父さんを子どもは、「ぼくが何を考えているか知らないし、分ろうともしてない。」といやがっていました。
でも、お父さんが死んだ後で、お父さんの本当の気持ちを知ることになるのです。毎日いそがしいお父さんでしたが、毎日子どもの事をずっと見ていて、気持ちを理解しようとしていました。
そして、子どもが将来何になりたいかも分っていました。お父さんは、子どもから何か言ってくれるのをずっと待っていたのです。
子どもはお父さんの気持ちを知って、「もっとたくさん話をすればよかった。」と後かいしました。その中で、心に残った言葉があります。
それは、「家族にとって余計な話なんてない。どんなささいな事でも、話したらけんかになっちゃう事でも、思ったら話さなきゃ何も伝わらない。聞かなきゃ何も分からない。」というものです。思っている事は、話さなければ伝わらないのです。だから、私は日々の会話がとても大切なんだなと思うようになったのです。
そして、もう一つ家族にとって大切な事があります。それは笑顔です。
先日、家族で焼肉屋さんに行きました。そこには、笑顔がとてもすてきな女の人がいました。その笑顔を見ているだけで、私までとても幸せな気持ちになりました。だから、私もあんなに笑顔がすてきな人になって、だれかを幸せな気持ちにできたらいいなと思いました。
家族は小さな社会です。その中で会話がはずみ、みんなが笑顔になれば、みんなが幸せな気持ちになれます。そして、家族が今よりもっともっと明るくなります。学校も小さな社会です。学校にも同じことがあてはまると思いました。
小さな社会である家族や学校が明るくなれば、その小さなものの集まりである社会も、きっと明るくすることができると思いました。その力が会話と笑顔にあると、私は思うのです。
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