故郷への手紙【18】懐かしい場所へ行きました

懐かしい場所へ行きました

初めて住んだのは川崎の街はずれ。
片道10分の電車の終着駅、小島新田(こじましんでん)という街に約2年住んでいました。
工業地帯のすぐ近くの住宅地。
少し歩くとラウンドワンや大きなショッピングセンターがあります。
初めて自転車を買ったのは、そこのホームセンター。お鍋やキッチン道具もそこで揃えました。

その場所へ、懐かしい人と行ってきました。

大学生のときに出会った大切な友人です。
彼が東京を去ることになったので、最後のドライブ。
ショッピングセンターの中で、古着屋さんを発見。
古着好きな私たち、迷わず店内へ。
時間を忘れて服とにらめっこ。
ヒトデの刺繍が入ったチノパンに一目惚れ。値段を見て即決。税込518円也。
結局、真剣に買い物をした二人でした。
そういうところ、変わってなくて居心地がいい。
変わることは必要だけど、変わらないことも大切だと思うのです。

「お互い老けたね」
笑いながらお酒を飲んだ最後の晩餐でした。

さぁ、ここから、お互いの新しいスタート。

青木めぐみ

(青木恵)

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