2018年8月4日 / 最終更新日 : 2018年8月7日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【95】小田池(因島中庄町) 小田池(因島中庄町) 椋浦峠から林道天狗山線(奥山林道)を歩いた。因島最高峰の奥山を反時計回りに巡る。落石や倒木があって、車は通れない状態であった。だから道のどの部分を歩いてもよかった。幅4メートルの道路を車を気にせずに […]
2018年7月28日 / 最終更新日 : 2018年8月1日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【94】小早川氏の墓(因島椋浦町) 小早川氏の墓(因島椋浦町) 一ノ城跡の北側、椋浦町内に小早川氏の墓がある。艮神社から西へ少し進むと、道端に説明板があるので、そこから畑の中に入ればよい。 五輪塔、一石五輪塔と「蒲刈小早川家先塋域(えいいき)」と書かれた碑 […]
2018年7月21日 / 最終更新日 : 2018年8月1日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【93】一ノ城跡(因島椋浦町) 一ノ城跡(因島椋浦町) いきなり、ぶっきらぼうな説明で恐縮ではあるが、地蔵鼻から北を見たら見えるのが一ノ城跡である。因島最高峰の奥山(観音山)の東にある雄大な山並が左から右へなだらかに下っていって、備後灘へ陥入する。海と […]
2018年7月7日 / 最終更新日 : 2018年7月12日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【92】因島八景第七景(因島三庄町) 因島八景第七景(因島三庄町) 「水軍スカイライン(椋浦峠)から地蔵鼻への眺望」の第七景の石碑は水軍スカイラインから外れて、奥山登山口の方へ少し上がったところにある。そこから見れば地蔵鼻の向こうが県境で、今更ながら因島が広 […]
2018年6月30日 / 最終更新日 : 2018年7月9日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【91】黒雲母花崗岩岩脈(因島鏡浦町) 黒雲母花崗岩岩脈(因島鏡浦町) 小鏡城跡の北側下にある厳島神社は埋立地の堤防際にあり、海に接していたものであったという原形をよく留めている。その厳島神社の横を通って海岸に出て、ほどよく潮が引いておれば南に向かって歩く。そ […]
2018年6月23日 / 最終更新日 : 2018年6月28日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【90】小鏡城跡(因島鏡浦町) 小鏡城跡(因島鏡浦町) 因島四国八十八ケ所札所巡りは大浜埼灯台近くの1番霊山寺から始まり、大浜、中庄、外浦、鏡浦と因島を時計回りに巡る。鏡浦町では、外浦町から峠道の平田道路を越えて、峠を下り町内に入ったところに25番津照 […]
2018年6月16日 / 最終更新日 : 2018年6月18日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【89】流紋岩の大岩脈(因島鏡浦町) 流紋岩の大岩脈(因島鏡浦町) 梶ノ鼻の古い写真を眺めていたら、鏡浦町側の海岸の見事な流紋岩の岩脈があった。梶ノ鼻は次第に低くなって海に注ぐ手前に大きな切れ目があるが、それより少し手前の崖である。粘板岩を貫く流紋岩の幅1. […]
2018年6月9日 / 最終更新日 : 2018年6月15日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【88】因島八景・第八景(因島外浦町) 因島八景・第八景(因島外浦町) 梶ノ鼻に続く尾根は現在では水軍スカイラインで切断されるので、そこで下降をやめる。一般道に出て、駐車場まで歩くと、因島八景の石碑がある。「梶ノ鼻から 因島大橋への展望」と書かれている。 因島 […]
2018年6月2日 / 最終更新日 : 2021年11月27日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【87】平田城跡(因島外浦町・因島鏡浦町) 外浦の堂崎山城は鏡浦の岬にある古城と一連のものであったと、書かれている。その古城をどこにするかは難しい問題であるが、「一連」と「岬」という言葉から、梶ノ鼻に続く尾根の最頂部近くがよいのではないかと思う。その尾根は外浦側も […]
2018年5月26日 / 最終更新日 : 2021年11月27日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【86】平田道路改修寄付碑(因島外浦町) 平田道路改修寄付碑(因島外浦町) 因島中庄町から鏡浦町を目指して広島県道を進む。因島外浦町で 本因坊秀策囲碁記念館の方に入らずに少し進むと池があり、春には周辺の土手に植えられた桜が見事である。 ここは蘇功新開の灌漑用水池 […]
2018年5月19日 / 最終更新日 : 2018年5月25日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【85】堂崎山城跡(因島外浦町) 堂崎山城跡(因島外浦町) 因島には因島村上氏とは関係が薄いながらも、城跡と呼ばれるものがいくつかある。外浦町の地蔵院裏の山頂にある堂崎山城跡もその一つである。 南朝の年号で言えば興国4年(1343)に南朝方の広沢五郎や大 […]
2018年5月12日 / 最終更新日 : 2018年5月15日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【84】三秀園(上島町生名島) 三秀園(上島町生名島) さて、生名島から帰る前に、もう一つ寄っておきたい所がある。麻生イトさんが別荘として作った三秀園である。 三秀園は土生港から生名島へフェリーで渡って、右へ行くとすぐのところにある公園である。あるいは […]
2018年4月28日 / 最終更新日 : 2018年5月3日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【83】高松城跡 (上島町生名島) 高松城跡 (上島町生名島) 弓削島、佐島、生名島は現在は通行料無料の橋で結ばれているので、それぞれの島が大きくなったようなものである。その二つの橋を地図で眺めていると、かつてアフリカ大陸と南アメリカ大陸がくっついていたと […]
2018年4月21日 / 最終更新日 : 2018年4月24日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【82】逆針羅針盤(上島町佐島八幡神社) 逆針羅針盤(上島町佐島八幡神社) 佐島へ行ったら八幡神社=写真下=へお参りし、拝殿の天井を見上げてみよう。十二支で書かれた方位盤が吊り下げてある=写真上。 国語辞典の巻末付録などで確認できるが、子(ね)が真上で北になり右 […]
2018年4月14日 / 最終更新日 : 2018年4月19日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【81】宇多城跡(愛媛県上島町久司浦) 宇多城跡(愛媛県上島町久司浦) 弓削島の東端、久司浦港の近くにある東泉寺は「お薬師さん」と呼ばれ、ご本尊の薬師如来が有名で5月5日の祭日には多くの人で賑わうそうである。 その東泉寺の駐車場から東へまわると窪地に鯨公園とい […]
2018年4月7日 / 最終更新日 : 2018年4月10日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【80】三庄小学校校歌碑(因島三庄町四区) 三庄小学校校歌碑(因島三庄町四区) 平成27年3月の閉校式があった日の朝、突然電話が鳴った。校歌の「夕日にうるわしく えまいて高き」の「えまいて」の意味を録画に来ているNHKのディレクター氏に尋ねられてわからないのだとい […]
2018年3月31日 / 最終更新日 : 2018年4月2日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【79】葛原しげる生家(福山市神辺町八尋) 葛原しげる生家(福山市神辺町八尋) 福山へ行ったついでに、ぎんぎんぎらぎら夕日が沈むという有名な歌の作詞者である童謡詩人葛原(くずはら)しげる氏の生家を訪ねた。 土生高等女学校、土生小学校、三庄小学校、田熊小学校、田熊中 […]
2018年3月24日 / 最終更新日 : 2018年3月30日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【78】阿伏兎観音(福山市沼隈町能登原) 阿伏兎観音(福山市沼隈町能登原) 因島から鞆へ行くには、松永から沼隈半島の西側を南下するのが便利である。南下して道なりに南東へ方向を変えるとそのまま鞆に行くのであるが、方向を変えた直後に細い道を更に南下すると阿伏兎観音で […]
2018年3月10日 / 最終更新日 : 2018年3月21日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【77】大可島城跡(福山市鞆町) 大可島城跡(福山市鞆町) 因島村上氏の分家筋について、田島、大浜、百島、岩城、田熊と書いてきたので、最後は福山市鞆町へ鞆分家ゆかりの地を訪ねた。 因島村上氏六代吉充の弟左衛門大夫祐康(亮康)は、鞆古城山城主であった。これ […]
2018年3月3日 / 最終更新日 : 2018年3月7日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【76】村上直吉の墓(因島田熊町浄土寺) 村上直吉の墓(因島田熊町浄土寺) 竹島城主で岩城八幡山城主でもあった村上直吉は島前城跡である因島図書館のあるところにも住んだと言われ、その墓は田熊町の浄土寺にある。竹島にも墓跡があると書かれている。ならば浄土寺のものは改 […]
2018年2月24日 / 最終更新日 : 2018年3月7日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【75】竹島城跡(上島町生名) 竹島城跡(上島町生名) 因島総合支所沖合に浮かぶ亀島=写真上=は生名島の属島である。字亀島乙664番地であるが竹島とも呼ばれる。竹島というのは、矢に適した竹があったからだという説もある。釣島箱崎浦の戦いの釣島が鶴島と呼ば […]
2018年2月17日 / 最終更新日 : 2018年2月19日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【74】トウビョウ鼻(伯方島町北浦) トウビョウ鼻(伯方島町北浦) 海を見ているとその先に行ってみたくなるものである。いろいろな島を訪ねるとそれぞれの島にはそれぞれの顔があり、楽しい。 伯方島の東北端へ行った。ここでも岩礁ピットを見た。さらに歩いて岬の先端に […]
2018年2月3日 / 最終更新日 : 2018年2月4日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【73】芋菓子元祖の碑(上島町岩城) 芋菓子元祖の碑(上島町岩城) 芋菓子の話を書くのは、ついでである。しかし、ここで車を停めたのはついでではない。想定内の行動であった。岩城に行ったら、できたての芋菓子を買って帰らないとフェリー代がもったいない。それに岩城郷 […]
2018年1月27日 / 最終更新日 : 2018年1月31日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【72】島本陣跡(上島町岩城) 島本陣跡(上島町岩城) 島本陣跡の岩城郷土館に寄ったのは、ついでであったが、ここに書くのはついでではない。 書くべき理由がある。ここは岩城の名望家三浦氏の旧宅であるが、三浦家の初めの二代は因島村上氏と姻戚関係がある。 ま […]
2018年1月20日 / 最終更新日 : 2018年1月22日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【71】岩礁ピット(上島町岩城八幡山城跡) 岩礁ピット(上島町岩城八幡山城跡) 岩城八幡山城跡の南下の海岸には岩礁ピットまたは柱穴と呼ばれる穴がある。これは直径20センチメートルほどの岩に開けられた穴で、船の繋留施設や防御施設の跡だと言われている。 波打ち際に平行 […]
2018年1月13日 / 最終更新日 : 2018年1月20日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【70】岩城八幡山城跡(愛媛県上島町岩城) 岩城八幡山城跡(愛媛県上島町岩城) 因島総合支所の沖合にある亀島は竹島とも呼ばれ、竹島城跡のあるところである。そこの城主村上直吉は岩城亀山城主を兼ねていたと言われるので、まず岩城から訪ねてみよう。 岩城島の積善山は因島西 […]
2018年1月6日 / 最終更新日 : 2018年1月13日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【69】百島村上家墓地(尾道市百島町西林寺) 百島村上家墓地(尾道市百島町西林寺) 百島の西林禅寺の裏山に百島村上家の墓地がある。北側の石碑に「當山開基當村茶臼山城主村上高吉墓」と書かれている。さて、その高吉とは誰のことであろうか。 大浜の千人塚がその古事を語る幸崎 […]
2018年1月1日 / 最終更新日 : 2018年1月4日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【68】百島茶臼山城跡(尾道市百島町) 百島(ももしま)には、細島と同じようなドクターヘリのヘリポートがある=写真上=が、ドクターヘリには乗せてもらえないので、通常の航路で行く。向島の歌港からフェリーが出ている。対岸にある浦崎の戸崎港経由で高速船を使うと便数が […]
2017年12月23日 / 最終更新日 : 2017年12月25日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【67】八重子島(因島大浜町) 八重子島(因島大浜町) 大楠山の頂上を東に進むと大木の隙間から八重子島が見える。 八重子島の近くを因島の二見が浦と呼ぶかどうかは知らないが、とにかくよいところである。満潮時の形もよいが、潮が引くに連れて現れる大小二島の姿 […]
2017年12月16日 / 最終更新日 : 2017年12月19日 times ふるさとの史跡をたずねて ふるさとの史跡をたずねて【66】如意輪観音像(因島大浜町大楠山) 如意輪観音像(因島大浜町大楠山) 因島四国八十八か所は明治45年に作られたのだから、その当時の交通事情を反映したものだったに違いない。だから、意外なところを訪ねることになるので、それも楽しい。 大浜町最後の七番十楽寺もそ […]