2016年7月30日 / 最終更新日 : 2022年7月11日 times 因島高校 重松清作品に見る“家族”のあり方【6】 Ⅵ 親としての重松清 自身も二人の娘の父親として子育てに携わる重松氏は、『みんなのなやみ』『みんなのなやみ2』の中で、様々な家族の相談に応じている。 子どもや親の悩みに共感しつつ、作家として、一親として的確なアドバイスを […]
2016年7月23日 / 最終更新日 : 2022年7月10日 times 因島高校 重松清作品に見る“家族”のあり方【5】 Ⅲで挙げた現代家族の問題を最も顕著に描いた作品が、『季節風・春』に収録されている『ツバメ記念日』である。 結婚前の娘に父が送った、昔を振り返る手紙として物語は進む。娘の由紀が生まれたばかりの頃、両親は共働きで仕事と子育て […]
2016年7月16日 / 最終更新日 : 2022年7月10日 times 因島高校 重松清作品に見る“家族”のあり方【4】 Ⅴ 重松作品で描かれている家族 重松氏はその作品中に、様々な境遇に置かれた様々な家族の心情を描く。それは時に思春期の息子や娘との接し方に戸惑う父親であり、女手一つで幼い息子を育て上げた逞しい母親であり、父親と些細なことで […]
2016年7月2日 / 最終更新日 : 2022年7月10日 times 因島高校 重松清作品に見る“家族”のあり方【3】 Ⅳ 親子関係の変容 家庭の中で最も重要な役割を持つものは、親と子の関係である。現代の子どもはいわゆる”さとり世代”であり、現実への知識が豊富で、無駄な努力や衝突は避け、大きな夢や高望みが無く、合理 […]
2016年6月25日 / 最終更新日 : 2022年7月10日 times 因島高校 重松清作品に見る“家族”のあり方【2】 Ⅲ 現代家族の傾向 現代の家族に見られる大きな特徴には、核家族であることと、両親が共働きであることが挙げられる。現在共働き女性は過半数を占め、「母親は家にいて家庭を切り盛りするものである」といういわゆる”良妻 […]
2016年6月18日 / 最終更新日 : 2022年7月10日 times 因島高校 重松清作品に見る“家族”のあり方【1】 因島高校総合学科では、毎年3年生全員が課題研究に取り組んでいる。その中から広島県コンクールで優秀賞を受賞した林真央さんの「重松清作品に見る”家族”のあり方」を全文紹介する。 平成27年度広島県こと […]