秀策囲碁殿堂入り記念公演 音楽劇「本因坊帰る」市民500人が楽しむ

音楽劇「本因坊帰る」

碁聖本因坊秀策の日本棋院・囲碁歴史資料館殿堂入りを記念した、小中高生と市民で作る演劇祭―音楽劇「本因坊帰る」(作・演出森和子、主催・市民劇団「荘園」ほか)公演が18日、因島市民会館で行われ、市民約 500人が楽しんだ=写真

第 1部は、プロ歌手の南一誠(コロンビア)、和田みより(日本クラウン)、三木繭子(コロンビア)による、瀬戸内「うたのたび」。友情協力出演した 3歌手の熱唱に会場がわいた。

つづいて講演にたった、「虎次郎は行く」の原作者庚午一生さんは、本因坊秀策の劇化に挑戦した小中高生の意欲を賞賛し、会場からも大きな拍手を送ってほしいと語った。

「本因坊帰る」は、本因坊秀策の生涯を舞台化したもの。因島外浦で生まれ育ち、尾道で橋本竹下に出会い、三原城主浅野忠敬に推挙され、江戸に囲碁留学。 4回の帰郷、そして34歳での病死。この流れを帰郷場面中心に演じた。

主な配役は、如水館高校演劇部、重井町の村上音楽教室の小中高生たち。大人は脇役に回った。演技は真剣で、葆真和尚役の森本晃康君などは本番前に頭を丸刈りにする入れ込み。場面の合間に入る小学生の歌と踊りも効果的で、劇全体を盛り上げた。

観客も思わず劇にひきこまれ、大きな拍手で応えた。ある女性は、「本因坊を子どもたちが演じるというので興味があり、やってきたが、満足した」と感想を語った。

この音楽劇は翌19日、三原市文化会館でも上演された。

当日の映像です↓

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