尾道合併サバイバル選挙胎動 因島市会議員20人から8人に 12月18日説明会・1月29日告示

因島市会議員選挙が行われたのは今年4月だったが年が明けると尾道市への編入合併による増員選挙が控えている。選挙管理委員会は12月18日立候補予定者の説明会▽1月29日告示▽2月5日投票(定数8)と決めた。

 島しょ部の合併問題に挫折した因島市と瀬戸田町が別々に駆け込んだ尾道市への編入合併。合併特例法の期限切れ寸前の今年3月のことだった。そして4月には任期満了に伴う因島市会議員選挙。当選者の任期は尾道合併1月29日の前日まで。息つぐ間もなく尾道合併増員選挙へと続く。

すでに各陣営では8議席に対し14―15人が出馬すると予測をたてて瀬踏みを始めているが、増員選挙の1年後の19年4月には尾道市議会の改選期を控えており、また選挙。まさにサバイバル選挙を勝ち抜くまで地盤・カバン・看板に体力・気力の試練、洗礼が待っている。

新人山田氏 出馬を表明

因島市議選投票率が過去最低だった4月の選挙は定数議席に対し2人オーバーという少数激戦だった。目立った争点もなく8ヵ月の残任選挙でいま一つ燃え上がらなかった。それでも投票率は81.64%で、ホリエモンフィーバーが起きた先の衆院選より高い数字を記録している。

今回、地盤変化が起きているのは東生口の原町。市長与党で3期連続当選の山本正幸氏(56)が引退。後継者に山田信昭氏(48)が出馬を表明。4月の宮地寛行氏(30)=箱崎区に続いて新人ブームに乗るか注目される。

いずれにしても、当確ラインは投票率80%で1200票台を占う街の声があるが、過去2回の選挙で千票の大台に乗せた候補者は7人。900票台が3人。800票台は7人。いまのところ引退は1人で、最終的には尾道市議に何人が挑戦するのか未定。なお、瀬戸田町の増員選挙(定数3)は4―5人が噂にのぼっている。

山田 信昭(のぶあき)

昭和32年3月18日生れ。東生口小―広島県立福山誠之館高校。同56年国立信州大学工学部土木科卒後、日本国土開発(株)、同61年2月(有)因島生コン入社、平成16年2月同社代表取締役。

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