尾道市会議員・増員選挙 現職13と新人1が立候補 2月5日投開票8当6落

尾道市議増員選挙は29日告示され、1週間の選挙戦の火蓋をきった。告示日の夕方5時の締め切りまでに予想通り、現職13人新人1人が立候補手続きを終了した。8人の議席を14人が争い、14人のうち6人が落選する激戦である。

 有権者数は1月28日現在で2万3549人(男1万1104女1万2445)。投票は2月5日(日)午前7時から午後8時(細島ハウス投票所は午後5時まで)、因島地域19投票所で行なわれ、午後9時から土生小屋内運動場で開票が始まる。期日前投票は、1月30日(月)~2月4日(土)午前8時30分から午後8時まで因島総合支所と尾道市役所。

今回の尾道市議増員選挙は、旧因島市会議員から尾道市会議員への生き残りをかけたサバイバル選挙の第2ラウンドである。昨年4月22人が20人に絞られ、さらに今回、20人が8人に選び直される。ところが、任期は1年余りで来年4月の統一地方選の尾道市議改選が待ち受けている。こうした激しい選挙であるにもかかわらず、選挙戦の盛り上がりはいまひとつ。争点も明確にならず投票率の低下が囁かれている。

今回の増員選挙は、尾道合併後の因島・瀬戸田地域のまちづくりを左右するものになるだろう。因島・瀬戸田を合わせた新市建設計画の総事業費は約289億円で、そのうち約95億円は合併特例債があてられる。しかし、新市建設計画はいまだ計画にすぎず、あらかじめ実現が保障されているわけではない。地元議員と住民が一体となった取り組みなくして、その建設計画の実行は確かなものにならない。

昨年4月行なわれた因島市最後の市議選は、過去最低の投票率81.64%に終わった。合併後最初の市議選がどれだけ住民の関心を引き出せるか、内外から注目が寄せられている。

【】内の数字は因島市議会選挙の当選回数

金山 吉隆57歳無現【3】
無職、JC理事長、土生小PTA会長、市子ども会会長、立教大卒、土生
金山吉隆

吉田 尚徳65歳自民現【3】
(有)因島福祉サービス代表取締役、監査委員、因島遺族会理事、因島高卒、外浦
吉田尚徳

巻幡 伸一59歳無現【6】
マキハタ機工代表、市議会議長、因北小PTA会長、近畿大学法学部卒、中庄
巻幡伸一

村上 光56歳自民現【2】
精工堂店長、総務副委員長、土生小PTA会長、市青連会長、因島高卒、土生
村上光

山田 信昭48歳無新
(有)因島生コン代表取締役、日本国土開発(株)、信州大工学部卒、原
山田 信昭

岡野 孝志60歳無現【2】
保険代理業、文教厚生副委員長、因島高同窓会副会長、因島高卒、田熊
岡野孝志

田頭 弘美65歳無現【4】
不動産賃貸業、市議会議長、因北小・因島高PTA会長、因島高卒、中庄
田頭弘美

岡野 長寿48歳共現【3】
(有)岡野製パン所、文教厚生委員長、因島高PTA会長、明大法学部卒、田熊
岡野長寿

毛利 明夫57歳無現【5】
(有)因島モータース役員、経済建設委員長、(株)広島マツダ、因島北高卒、三庄
毛利明夫

村上 弘二58歳無現【3】
経済建設委員長、日立労組因島委員長、連合広島因島議長、因島高卒、田熊
村上弘二

長田 丕60歳無現【4】
農業、市議会副議長、JC副理事長、生口中PTA会長、因島高卒、洲江
長田丕

楠見 公史69歳無現【2】
無職、経済建設副委員長、王子製紙米子工場、名古屋工大卒、三庄
楠見公史

村上 泰通62歳無現【3】
農業、総務委員長、市農業委員、重井町区長会長、因島高卒、重井
村上泰通

宮地 寛行31歳無現【1】
無職、総務副委員長、因島体育指導委員、東和大学工学部電気科卒、土生
宮地寛行

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