村山富市元首相 回想と時代への警鐘 因島自由大学に200人

第18回因島自由大学(大出俊幸学長)が7日、芸予文化情報センターであり、第81代内閣総理大臣である村山富市さんが200人を前に講演した。90歳の年齢を感じさせない力強い講演と質疑応答を2時間にわたって行なった。

自らの人生を「めぐり合わせの人生」と語り、大分県の漁師の家に11人兄弟の6男として生まれて総理大臣になるまでの人生を振り返った。

561日間の総理在任中(1994年~95年)の阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件などを回想。さらに閣議決定として出された「村山談話」―戦前、戦中の日本による「植民地支配」と「侵略」への公式謝罪―について語った。

集団的自衛権問題や憲法改正の動向にも言及し、「時代を昔にもどしてはならない」と強調した。

最後に、今回の因島訪問のきっかけが故平山郁夫さんとの縁によるものであることを披露した。

翌8日、受講者のうち40人が、倉敷市児島にある、国指定重要文化財・岡山県指定史跡の野崎家旧宅などを見学し、課外授業を行なった。

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