【卒業論文】ミュージシャンと故郷の繋がり「ポルノグラフィティと因島」(14)

応援歌

前述したように、因島南中学校を支援する会と新藤さんの親類からの依頼を受けて、ポルノグラフィティの新藤さんが作詞作曲したのが、因島南中学校応援歌である。校歌を依頼する際も同様だったそうだが、歌の中に入れてほしいフレーズをあらかじめ子供達から聞き出し、それも合わせてそれぞれの作詞者に頼んだそうだ。そして開校が追った2010年3月上旬に、楽譜、歌詞、新藤さんが歌った曲を録音したCDが届いたのである。同月の14日には校舎の内覧会が開かれ、応援歌が初被露された。

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屋内運動場に飾られている応援歌の歌詞プレート


応援歌のタイトルは『僕らの地図 ~因南中のテーマ~』である。新藤さんが歌詞で連ねる言葉には頭をひねって考えなければ真意を読み取れない難解なものが多いが、この応援歌の歌詞は、親しみやすく中学生らしいものとなっているように感じる。岡本先生によれば「子供達はすごぃ曲をもらった」と大喜びだったそうだ。応援歌は体育大会などのイベント時に主に歌われている。現時点で2回開催されている体育大会では、閉会式後に生徒達が肩を組んで大きな輸を作りながら応援歌を歌った。また、因島南中学校のホームベージで公開されている動画には、2010年11月21日に因島市民会館で行われた尾道市教育フォーラムで生徒達が応援歌を歌っている様子が映っている。しっかりと手や肩を取り合って歌う生徒たちの姿に感動してか、客席からの手拍子も次第に大きくなり、最後は盛大な拍手で締めくくられている。

岡本先生は、因島南中学校が一周年を迎える頃、新藤さんにお礼のメッセージを送っており、それを私に見せて下さつた。そこには、応援歌のどこを取っても因島南中学校が1年間歩んできた道と合致する事に、驚くと同時にとても感謝している、と応援歌への思い入れが語られていた。

インタビュー終了後、私は岡本先生に屋内運動場を案内して頂いた。残念ながら緞帳は上がった状態だったので見る事が出来なかったが、後日中学校のホームページで拝見させて頂いた。舞台に垂れさがる緞帳の上には校章が掲げられ、両側には校歌と応援歌が書かれた額がそれぞれ壁にかかっていた。その光景は、因島南中学校の生徒達が地元の先輩達から心のこもったエールをたくさん受けている事を表しているかのようだった。

名古屋市立大学人文社会学部国際文化学科
長神有紗(阪井ゼミ卒論文集より)

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