【卒業論文】ミュージシャンと故郷の繋がり「ポルノグラフィティと因島」(24)

被災地へ向けて様々な支援活動がなされる中、ポルノグラフィティが自分達にできる事として出した答えが「ライブを通して集まった募金や、チャリティ・グッズの収益で、船を被災地へ送る」事だった。被災地では船が不足しているという情報を知って出された、島出身の二人ならではの答えと言えるだろう。

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義援金とチャリティグッズ収益金1,105万2,314円があつまり、漁船「ポルノ丸」を宮城県山元町に寄贈した。


このように、ポルノグラフィティは、因島で育った事を音楽活動の随所に生かし続けている。故郷での活動が少ないからと言って、ポルノグラフイティが因島を忘れている訳ではない事が分かる。

では、因島の人々の「故郷でも活動してほしい」という思いはどうすればよいのだろうか。

第二章第四節でも述べたが、私は「因島の人々の思い・期待をまとめて、ポルノグラフィティに伝える」事が一番の近道だと思っている。

ポルノグラフィティ自身が因島への気持ちを忘れていないのだから、具体的に因島の人々が何を望んでいるのかを伝えれば、彼らも何かしら動いてくれるのではないだろうか。

そうすれば、因島ライブや因南中応援歌のように、互いにより理解と信頼を深める時が訪れるかもしれない。

名古屋市立大学人文社会学部国際文化学科
長神有紗(阪井ゼミ卒論文集より)

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