「社会を明るくする運動」入選作文【14】まず周りから

尾道地区保護司会(小川曉徳会長)が行った第68回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。

まず周りから

因島南中学校3年 坂元愛美さん

「犯罪や非行のない社会作り」

この文を初めて見た時、私は、これは可能なことなのか、と思いました。同じような注意でも、人によって捉え方は違うし、すぐに犯罪を無くすのは無理があるのではないかと思いました。しかし、減らすことはできると思います。その方法として、私は三つ考えました。

一つ目は、近所同士で繋がりを持つということです。近所の方と繋がりをもつことでお互いのことを知ることができます。そうすれば犯罪を犯しにくくなるし異変に気づいた周りの人が事件を防ぐことが出来るかもしれないと考えたからです。

二つ目は、挨拶をすることです。通学中や散歩中など、挨拶をすれば良いと思います。挨拶を続けていると、少しずつ顔を覚えることが出来たり、地域の輪を広げることができるのではないかと思います。そうすると、犯罪も起こしにくいと思います。

三つ目は家族で会話をすることです。現在小学生でもスマホ所持していたりし、インターネットやSNSが誰でも利用できるようになっています。その中には、ずっとSNSを利用し、家族との会話よりそっちを優先してしまっている人も少なくないです。しかし、SNSはトラブルの原因になります。知らない間に法に反する行動をとってしまっている事もあり得ます。そのような事を未然に防ぐには、家族や目の前の友達を大切にし、しっかり会話をすることが大切だと考えます。特に子供はあまり深く考えず誤った操作をしてしまい、結果トラブルを招いてしまうこともあるので、周りの大人がしっかり見守ってあげることもとても大切だと思います。

このように犯罪や非行を減らすために行うと良いと考えたことは近所の繋がりをもつこと、挨拶をすること、そして家族で会話することの三つです。私はこの三つを比べた時、ある共通点があることに気づきました。それは、「犯罪のない社会作り」というより、「犯罪の犯しにくい社会作り」だということです。どういうことかというと、どれも、犯罪を犯す人を直接変わらそうとしているのではなく、周りを変えて犯罪を犯しにくくするための取り組みだということです。犯罪を犯す人を変えるのは長い時間が必要ですし、とても難しいですが、地域全体で例の三つのような取り組みをするのはそんなに難しくないし、今からでも出来ます。

まずは周りが変わる事。それが、私の提案する「犯罪や非行のない社会作り」の一つの方法です。

犯罪や非行が本当にゼロになり、毎日ニュースが平和で平凡な事ばかりで、誰もが安心して過ごせるような日本を見れたらいいなと思います。

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