尾道地区保護司会「社会を明るくする運動」入選作文【10】マンション内での挨拶禁止?

尾道地区保護司会(小川曉徳会長)が行った第67回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。

「マンション内での挨拶禁止?」

高西中学校2年 谷口若菜さん

去年見た情報番組でとりあげられたある話題を私ははっきりと憶えている。それを憶えているのはとても印象に残ったからだ。その話題とは、「『マンション内での挨拶禁止』のルールについてどう思うか」である。あるマンションの管理組合で、小学校の子供がいる親が「子供に知らない人から挨拶されたら逃げる様に教えているので、マンション内では挨拶しないように決めて下さい」と提案した。年配の住民も、「挨拶をしても相手から返事がなかったため気分が悪かった」として同意したことなどから、一切の挨拶が禁止されることになったという。私はこの話を聞いて、本当に悲しく寂しい社会だな思った。

私もマンションに住んでいるが、もし誰とも挨拶しなくなったら気まずくなると思う。私はエレベーターなどで話しかけてくれる人と一緒になると何となく安心するし、うれしい気持ちになる。それに、提案者である親は子供の不審者対策に対する意識が強そうだが、マンション内で挨拶をしないと、不審者に出会ったときに逆に危険な目に会うと思った。例えば、挨拶することによって他の住民と普段から知り合いになっておくと、不審者に会ったときに助けてもらえるかもしれない。ほかにも、目が合うのに挨拶しないと気まずいからといって下を向いて歩くようになり、住民のなかでも顔を知らない人が出てくると、いざ不審者が出たときに気付かないということがおきるだろう。

しかし、挨拶をするのがなんとなくこわい人もいるという気持ちも分かる。私の場合、なんとなく女の人より男の人の方がこわいと思ったり、髪の形や色がふつうの人とはちがう人や、帽子やマスクつけている黒い服の人を勝手に警戒したりすることがある。しかし本当に巧妙に不審者は、ぱっと見ただけでは不審者に見えないと思う。だから、私は挨拶を禁止するのではなく、誰に対してでも挨拶をして、様子がおかしかったら逃げれば良いと思う。

挨拶には、するべきところとしなくてもよいところや場面があるのではないだろうか。例えば、私は制服を着ての通学途中や自分の家の近所で人に出会ったときは挨拶をしているが、私服で友達と遊びに行っているときや旅行に行ったときはあまり挨拶をしない気がする。それはなぜだろうか。私は近所の人とは、今後も助け合ったり作業を分担したりして関わりをもつから挨拶をするのだと思う。一方で、挨拶をしてないところというのは、今後関わることがない、つまり関係ない人だと思って挨拶をしていないのだと思う。

挨拶をすることによるメリットはたくさんあると思う。印象が良くなることで人間関係が良好になったり、常識がある人と思われたり、会話のきっかけができたりする。挨拶をされて嫌な気持ちになる人もいないと思う。私は学校で、話しことがない子から「バイバイ」とか「おはよう」と言われたときに、素直にうれしかったという経験がある。そして挨拶がきっかけで話すようになった子もいる。また、挨拶をすると自分の気分もよくなる。挨拶が返ってくると自然とうれしくなる。挨拶ができそうだったのにしないと気まずい感じになるから絶対した方が自分のためになると思う。では、なぜ挨拶をしないのか。それは、「返ってこなかったらどうしよう」という不安があるからではないだろうか。確かに挨拶をしたのに返ってこないこともある。ムッとしたり悲しくなったりするけど、大体の人は返してくれる。だから、返されなかった場合を考えずに、気にせず挨拶をした方が良いと思う。

小学校でも中学校でも「挨拶ができるのが一番大事」とか「挨拶は学力です」とか「挨拶をしなさい」といつも言われている。「挨拶ばっかり…」と思っていたときもあったが、結局挨拶が一番大切なのではないかと思う。挨拶によって印象が良くなり、挨拶によって会話がはじまり、挨拶によって友達ができ、挨拶によって助け合いが生まれ、挨拶によって笑顔になる。挨拶をすることで防犯にもつながる。たった一言、勇気を出して挨拶をするだけでたくさんの良いことがおきる。挨拶は楽しい社会生活にしていくために必要不可欠なものだ。そんな挨拶を全員ができるような社会になってほしいと思う。そのためにはどうすれば良いのだろうか。

私は一人ひとりが自分から挨拶をすれば良いと思う。小さなことだけど私自身が、「挨拶をして返ってこなかったら…」とか「このひとこわそうだから…」などよけいなことを考えずに自分から誰にでも挨拶をしようと思う。

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