土生町の中郷クリニック 50余年の歴史に幕おろす

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長年にわたり産婦人科として地域医療に貢献してきた、中郷クリニック(因島土生町187)が28日をもって閉院する。

昭和41年に中郷産婦人科医院としてスタートした。それ以降、この医院で多くの女性が出産した。一時は産婦人科は、因島総合病院、中郷医院、真田医院という時代もあった。

やがて医療法人社団中郷クリニックに移行。院長に中郷猪一郎さん、弟の吉二郎さんが産婦人科医師。生口島原町にも東生口診療所を設け、弟の俊五さんが院長になった。

院長の猪一郎さん(87)=写真=は閉院の理由は、自身の高齢化と後継者問題であると語る。

産婦人科、とりわけ産科は医師だけではなく助産婦や看護師は必ず必要とされる。一時、息子さんがUターンし、産科の復活を試みたが、助産婦と看護師の問題で断念せざるをえなくなったという。