【因島総合病院100周年記念特集】花と笑顔とおもてなし 橋本洋夫病院長インタビュー

日立造船健康保険組合因島総合病院は今年、創立百周年を迎える。

1917年(大正6)12月9日、90床余、内科、外科、眼科、歯科を有する病院として出発した。「従業員と家族のために」という理想をかかげた先進的な事業であった。

創設時の因島総合病院。長崎桟橋は現在のように整備されていなかった。

1943年(昭和18)1月、一般住民への診療を開始。以来、因島・上島・生口島をはじめとする島しょ部にとって欠かすことのできない医療機関として歩みつづけてきた。そして創立百周年を機に新たな歩みを始めようとしている。

この歴史的な節目にあたり、橋本洋夫病院長にインタビューした。

橋本洋夫病院長インタビュー

―百周年をどのように迎えようとしているのか。

私たちには次のミッションがあります。「花と笑顔とおもてなし」です。毎週月曜日に花を病院ロビーに活けています。患者様と職員と町の人に優しい病院だったらいいな、という想いです。

笑顔は一番の薬です。そしておもてなしです。患者様に対して正確に診断し、良い薬を提供し、良い処置をして、早く良くなっていただく。そのために聞き上手でありたい。

―記念行事について。

7月に第2回病院まつりを開催します。9月に百周年記念式典を行ないます。

―特に力を入れている取り組みは。

急性期の患者様に対して二次救急指定病院として24時間、365日の体制を内科中心にとりつづけています。なんとしてでもこれを維持していきたい。

慢性期の患者様には、因島・上島・生口島への訪問診療、訪問看護を行なっています。

―その他の課題は。

まず、町に入って行き、皆さんと交流を深めていくことです。病院まつりもそのひとつですが、尾道市の市民公開講座での講演、ケアマネージャーや民生委員との交流会、幼保小中高との交流などを行なっています。

若い世代との交流を重視しています。2年前から岡山大の医学生が実習に、また研修医が地域医療研修に来られています。そして医師以外の医療スタッフの現場も見学できるようにしています。

さらに、職員にリフレッシュをして欲しいと願っています。私の場合は、卓球と書が役立っています。カープ優勝もその効果があったと言えます。

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