教育インタビュー 佐藤昌弘尾道市教育長「尾道を誇りに思える子供に」

掲載号 13年08月31日号

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8月19日、佐藤昌弘尾道市新教育長にインタビューを行なった。尾道教育の現状と今後、生口島統合1年目の現状と課題、因島南部3小学校統合の取組みについて聞いた。

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尾道教育の現状と今後

平成10年から政府の「是正指導」が教育改革の柱であった。その最中の平成15年高須小の悲しい出来事が起きた。

児童や生徒の「しつけ」など一定の成果を上げたと言える。現在、「是正指導」に代わる次のキーワードが求められている。

「是正指導」の10年間は校長を実行委員長とするトップダウン方式で、いわば形から進めていった。しかし、どれだけ魂が育ってきたのか。それが次の課題ではないか。

魂が育てば、小学校で身についたものが中学校で生かされ、中学校で得たものが、高校、大学、社会へと繋がっていくはずである。

こうした基本線を継続するとともに、学力の向上、学校環境の整備、生涯学習の充実に力を入れたい。

自分が自分らしく生きていくための手段が学力だと思う。尾道を誇りに思える子供を育てることが、グローバルに活躍する人材育成に繋がるのではないか。

校舎の耐震化は当面、国のかかげる目標の93%達成をめざしている。中学校給食をどうしていくか課題でそのモデル校を作ろうと考えている。

地域の学校教育へのご協力は絶大で、学校は地域の行事に積極的に関わろうとしている。

生口島小中学校 統合1年目の現状と課題

順調にいっていると評価している。「活気が出てきた、感謝している」との声も届いている。私も出席したのだが、瀬戸田小の運動会で南小太鼓が披露され、盛り上がっていた。

瀬戸田中学校においては統合によって、バレーボール部、野球部が継続できるようになった、と喜ばれている。

小中とも子供の一体感が育ち始めている。PTA・地域住民の連携はこれからの課題だ。

(聞き手 青木悦子)

因島南部3小 統合の取組み

旧土生中体育館の解体や通学進入路の拡幅工事が急ピッチに進んでいる。本年4月、(仮称)因島南小学校開校準備委員会が市教委と4小中学校長が参加して発足した。8月に専門部会がスタートした。平成26年4月から「ならし教育」が始まり、27年4月統合と開校になる。

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(仮称)因島南小学校の7メートル幅の進入路拡幅工事始まる。

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