原発と闘う島描く映画「祝の島」DVDが発売

掲載号 11年07月09日号

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福島第一原子力発電所事故以来、そのなりゆきが全国的な焦点になっている上関原発新設計画。それと30年近くもたたかってきた山口県祝島の島民の姿を描いた、映画「千年先にいのちはつづく―祝の島(ほうりのしま)」(纐纈あや監督、105分)がDVD化され販売が始まった。

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「原発予定地から 朝陽が昇る 島のいちにちが 今日も始まる」と宣伝チラシにあるが、原発工事と対決しながら生活する、瀬戸内に浮かぶ小島の住民たちの映像が美しい。

この映画と因島の縁は深い。因島の有志が祝島を訪れたさい、撮影中の纐纈監督らと出会ったのが、そのはじまり。エンドロールの「協力」のところにその有志の名がでてくる。

昨年5月から6月、三原市―シネマ尾道―因島―瀬戸田町で上映された。

定価3200円。注文はFAX03-3227-1406(ポレポレタイムス社)で。

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