民営国民宿舎リニューアル ホテルいんのしまオープニングセレモニー

掲載号 11年02月12日号

前の記事:“4月は地方統一選挙
次の記事: “因島にて… つかみかけた確信【59】

尾道市因島土生町の国立公園内にあるホテルいんのしま=因島観光開発(株)=のオープニングセレモニーは7日、いんのしまロッジが名実ともイメージチェンジされ、民営国民宿舎として再出発を祝った。同ホテルのオーナー、一心グループ代表、真田惣一会長は約100人の出席者を前に「日本一の多島美を誇るしまなみ観光の担い手として役立てたい」とあいさつ。

DSC01358

来賓を代表して平谷祐宏尾道市長は「国の観光圏の規定を活用して活性化をはかりたい」と祝辞。因島商工会議所村上祐司会頭の乾杯の音頭。水軍太鼓で祝宴に移った。

同市から約7千万円の持参金付きで売却が決まった同社は、昨年8月から老朽化した建物の耐震面にも手を加え営業を続けながら約1億余万円を投じ大規模な改修工事を進め現在80%の仕上り。眼下に広がる多島美と四国連山の眺望は日本屈指の折り紙がつく。悪評だった共同トイレなど改修され各和洋室のリニューアルで再生をはかる。

関連書籍

E