県立瀬戸田病院存続 尾道市直営の診療所へ

掲載号 08年11月22日号

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 尾道市は21日、県立瀬戸田病院の移管を受け入れ、来年4月1日から尾道市立市民病院付属診療所とする内容の議案を12月定例議会に提案することを全員協議会で議員に説明し、記者会見で発表した。

 新しい診療所は、病床は50床から19床に減少、外科産婦人科、眼科を廃止し、内科とリハビリテーション科、訪問看護ステーション設置となる計画。

 県の提案では、神石三和病院と同様に財産を無償譲渡するとともに、移管交付金として12億200万円を平成20年から25年の6年間にわたって出すとしている。さらに人的支援として、職員派遣などを検討するとしている。12月2日、県と市は協定締結の予定。

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