「私の履歴書 人生越境ゲーム」青木昌彦氏 出版祝賀会 7月5日 東京半蔵門

掲載号 08年06月14日号

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 この6月に国際経済学連合会長(IEA)に就任しノーベル経済学賞の可能性が最も高い日本人研究者のひとりであり、因島椋浦町に祖先を持つ、青木昌彦スタンフォード大名誉教授が上梓した「私の履歴書 人生越境ゲーム」の出版祝賀会が7月5日(土)、東京半蔵門のホテルで開催される。

私の履歴書 人生越境ゲーム 青木昌彦名誉教授

 祝賀会の69人の呼びかけ人の一人に因島椋浦町在住の青木忠さんが加わっており、因島経済界からも複数出席する。

 案内状は、同著を評して「48年の沈黙の末に出てきた新しい安保闘争論」としても興味深いと、記している。さらに「このほど国際経済学連合会長に選出されました。わたしたちもこれをお祝いし、今後のご活躍に期待したいと思います」と、している。

 2005年8月にモロッコで開催された大会で青木氏は、高名なノーベル賞受賞者を破り会長に選出された。今月25日から29日にトルコのイスタンブールで開催される第15回世界大会において正式に就任する。その後、3年後の大会に向けて開催地選択やプログラム作成の激務が待っている。

 この組織は、ユネスコ主導によって戦後誕生した国際学会である。各国に存在している学会を会員として成立しているアンブレラ組織(包括的組織)。

 会長は国際経済学会のトップとしての卓越した国際的な学術性が求められる。

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