今春は統一地方選挙の年

掲載号 07年01月13日号

前の記事:“因島・瀬戸田迎え尾道市新成人の集い 1200余人が参加
次の記事: “因島商工会議所 合併後初の新年互礼会 獅子舞で招福悪魔払い

 今春は統一地方選挙の年。亀田良一尾道市長(79)にとっては3期12年目の年明け。政治家でなく経済人を自負しながら中四国の玄関口だった駅前開発、周辺市町との合併。流通団地造成完売など手がけた功績は大きい。その手腕を評価して「ここで退けば”名市長”の名を残す」という声が日増しに高くなっている。

 1月5日の尾道市と同市商工会議所共催の新年互礼会の席上「高齢と皆さんから言われているが、市長になったときは既に歳を取っていた」と意味深なあいさつ。さらに、これからの尾道新市建設計画を語る亀田市長は4期目を目指す熱意さえうかがえた。

 だが、いまになっても態度を保留。来賓の溝手顕正大臣も「次の市長に誰がなるのかは、神のみぞしる」と、ジョークまじりのあいさつ。10日の因島商工会議所の新年互礼会では村上祐司会頭から「ちかぢか表明されるのではないでしょうか」と、催促を込めた挨拶。尾道と因島の温度差はあるとしても亀田市長の去就はやきもきさせられる。

関連書籍

E