治療

7月16日月曜日、久々にイノシシ退治に参加しました。
因島の駆除班は、昨日も山狩りをしていました。

重井町の因島高校の裏手の山で、イノシシ退治。

朝からかかって、1時過ぎに、40キロ弱のイノシシのオスを退治しました。

その時に、猟犬の「むさし」君が、イノシシに足をやられました。名誉の負傷でした。

相手が小さかったので、1~2センチぐらいのキズでした。

足が茶色いのは、消毒液の色で、出血は止っています。

綺麗な水で、傷口を洗って、小型のバリカンで、傷の周りの毛を刈り、消毒しました。

瀬戸田の岡田さんに、2針ぬってもらいました。

イノシシに手傷を負ったのは、2回目です。

前のキズはきれいに直りました。

消毒液の大安売り。
化膿しないようにしっかりかけてもらいました。

「2回も手傷を負うなんて、鈍いのかと言われて、くやしいヨ。

でも治療をしていただいてありがとう、チョット恥ずかしいな~あ、ペロ。」

後でイノシシの生肉を、たっぷりもらっていました。食べきれないぐらいに…。

12センチ

イノシシのワナの規則が変わって、今までのワナの改良の必要が生れました。
ククリワナの場合、ワイヤーの直径が12センチ以下のワナにしないといけなくなりました。
今までは、20センチぐらいの大きさですから、ずいぶんと、捕獲の可能性も低くなります。
ワナを仕掛ける場所や、位置が重要になってきます。

福山市では、新しいワナを考案したそうなので、私も知恵をしぼることにしました。

上が広くて、下に行くほど狭い感じの、容器を探してきました。

分かりましたか。 そうです。 100円ショップのバケツです。

バケツの取っ手を、取り外し、4センチ間隔で穴を開けます。

12センチのきまりは、熊がワナに掛からないためだそうです。

穴には、このように棒をさして、猟犬や飼い犬が踏んでも、仕掛けが働かないが、イノシシが踏むと、折れて掛かるような強さの棒をセットします。

写真では、竹串を使いましたが、少し強すぎるようです。
割り箸ぐらいが良いようです。

少し見えにくいので、写真をクリックして、拡大してご覧下さい。

細いワイヤーが通してあって、金属片に繋がっています。

実際は、棒をセットして、CDのような円盤をおき、イノシシが踏んだら、細いワイヤーを引っ張るようにします。
金属片が引っ張られるので、バネにセットしたワイヤーが、引き絞られて、イノシシの足を、ゆわえるような、仕組みです。

が、これでは、ワイヤーをバケツの途中にセットしても、12センチ以上になりそうなのと、イノシシの足が深く、踏み込まないとかかりません。

福山式のワナも、これと同じく、深く踏み込まないと動作しないと思われます。

「ふ~む、…これは、ひとすじワナでは、いかないぞ。」
訂正「ひとすじナワでは、いかないぞ。」

すこし、良いアイデアが、生れました。が、今までに無い仕掛けなので、特許をとるまでと、認可を取るまで、公表は控えさせていただきます。

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写真は福山で考案されたワナの図面です。

規則の改正点の要約。

鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律施行規則

. . .最終改正:平成一九年一月二九日環境省令第三号

3 法第十二条第一項第三号の環境大臣が禁止する猟法は、次に掲げる猟法とする。

九 イノシシ(スス・スクロファ)及びニホンジカ(ケルヴス・ニポン)の捕獲等をするため、くくりわな(輪の直径が十二センチメートルを超えるもの、締付け 防止金具が装着されていないもの、よりもどしが装着されていないもの又はワイヤーの直径が四ミリメートル未満であるものに限る。)、おし又はとらばさみを 使用する方法 」

()内は、学名です。



規則では輪の直径という表現なので、ワイヤーの直径でなく、バケツなどのワナの入れ口の直径が12センチだと、福山方式でも、違法になってしまいそうです。
7月20日にワナの講習会があるので、確認してきましょう。

狩猟関係のサイト紹介

瀬戸内海の島嶼部では、今までイノシシがいなかった島にも、イノシシが出没し、農作物に被害が出ています。
僕の住んでいる、因島には、イノシシはいなかったのですが、数年前から被害が増えています。聞いた範囲ですが、細島・佐木島・生名島・弓削島などで、被害が出たり、駆除したそうです。
お隣の生口島は、イノブタが山に逃げて繁殖したそうですが、今では、野生化して、ほとんどイノシシのようです。

夜間にイノシシと車や単車がぶつかり、怪我をする人もでています。

猟友会では、以前より有害鳥獣の駆除をおこなってきましたが、高齢化が進み、銃を持つ人が少なくなっています。
銃に興味がある人が、猟銃の所持免許や狩猟免許・射撃場などの、サイトをご紹介します。
当然銃の所持や使用は、危険が伴いますので、手続きは少し面倒です。
ワナでイノシシ退治という方法もありますので、そちらもご紹介しましょう。

尾道市から近い、射撃場は、甲山国際射撃場です。
(弾の購入・射撃練習・銃の販売などお世話になっています。)
福山市の森近銃砲火薬店さんの経営です。御主人は親切で、初心者にも詳しく説明してくれました。

ファーイース トガンセールス銃のオークションがあったり、銃器のコラムでは、銃の色々な薀蓄がわかる
カタログなどもあり、ちょくちょく訪れています。

ハンティングネット
こちらのサイトでも、銃のオークションがあります。銃の並行輸入や、スコープなどもお買い得あり。輸入商品は仕入れ時期により価格が変動するので、予算を組む場合注意が必要。

タカテック社のエアーライフル事業部
定評のある英国・デイステート社の高性能、空気銃の販売をしている。高性能だが、非常に高価。

いのししワナ移動

天狗山林道に設置していたワナを、東生口のこの畑に、ワナを移動しました。

林道のいのししに警戒されているようなので、少し、時間をおくことにしましょう。

ホームページを参考に、少しずつ、工夫していますが、今度は、上手くかかるかな。

設置した後、すぐに雨が降ったので、臭いが消えて、いいかもしれません。

イノシシの罠設置

以前の三庄町の罠は、昨年撤去しました。
今回は椋浦町の農家から、罠の設置を依頼され、昨年暮れに1ヶ所。
椋浦町の峠(旧道)のカーブの畑の斜面に、一ヶ所。
椋浦町から、天狗山林道の、斜面に一ヶ所(2本)。
今回の写真は、林道のものです。

天狗山林道の椋浦町の上のほうの場所で、開けたところからは、椋浦町の町並みが望めます。
天狗山林道を横切って、椋浦町に向かうイノシシの通り道(スレ)が、数箇所見られます。

その通り道の中でも、イノシシが毎日通っている、ところに罠を仕掛けました。
林道を通っていると白い看板がありますので、その近くから山に入るときは注意してください。
罠は、ワイヤーを使った、ククリワナという物で、人体に危険は少ないのですが、斜面なので、足に絡んで転ぶなどのすると危険です。

特にイノシシがワナに掛かっているときは、近寄らないで下さい。
興奮させるとイノシシが突進してきて、怪我をする場合があります。
ワナからイノシシがはずれて、突進してくる場合があります。
ワイヤーの届かない範囲にいるからと、安心するとはできません。
写真やビデオを撮っていて、事故が起こったことがあります。
君子、危うきに近寄らず」の格言をお忘れなく!

毎日見回っていますが、通りかかって、もしイノシシが掛かっていたら、電話をかけてください。

このような看板が近くに設置しています。

これが、イノシシの通り道です。
黄色い線部分に、ワナが設置されていますが、チョッとわかりにくいと思います。
写真で一目でわかるようでは、イノシシにもばれてしまいますからネ。

斜面には、短冊形の標識も掛けています。
斜面部分のワナは、ワイヤーだけで、イノシシが足をすべらして降りるとき、運がよければかかるようにしています。

上のほうのワナは、すこし平らな場所なので、バネでワイヤーがイノシシの足に、しっかりかかるようにしています。

どちらも、合法的なワナです。免許も取っています。

毎日イノシシが通るので、斜面が崩れ、溝が埋まってしまっています。

イノシシのワナ設置

11月19日三庄町1区のミカン畑に、イノシシ捕獲用のワナを2ヶ所仕掛けました。
ワナの種類は、ククリワナです。近くに注意の看板を出していますので、御注意下さい。
畑の持ち主の方にも手伝って頂き、穴を掘って仕掛けました。
周辺の畑は、イノシシに荒らされて大変です。
早く掛かるといいのですが。
うっかり仕掛けた様子を写真に取るのを忘れていました。
イノシシが掛かっていないか、次回調べに行ったとき写真をとって、追加で載せますのでチョッとお待ち下さい。