2012年12月15日 / 最終更新日 : 2015年5月17日 times 上島町 空襲の子Ⅱ【51】十年間の調査報告 生名島と弓削島(1) 私は今年の8月下旬、国立国会図書館から取り寄せた「造船政策五十年史」(昭和61年、旧運輸省)を閲覧するために今治市立図書館にいた。その本には、全国の造船所の戦災状況をランク表にしたものが掲載されていた。日立造船因島は、工 […]
2012年12月8日 / 最終更新日 : 2012年12月8日 times おかめはちもく 因島出陣式で亀井第一声 風雲児の鬼の目にも涙 瀬戸内から中国山地にかけて5市2町を駆けめぐる第6選挙区。中選挙区時代から数えて12選を目指す「未来前職」の亀井静香に再挑戦する「自民新人」の小島敏文が競い合っている。
2012年12月8日 / 最終更新日 : 2015年4月15日 times 【卒業論文】ポルノグラフィティと因島 【卒業論文】ミュージシャンと故郷の繋がり「ポルノグラフィティと因島」(24) 被災地へ向けて様々な支援活動がなされる中、ポルノグラフィティが自分達にできる事として出した答えが「ライブを通して集まった募金や、チャリティ・グッズの収益で、船を被災地へ送る」事だった。被災地では船が不足しているという情報 […]
2012年12月8日 / 最終更新日 : 2012年12月8日 times 空襲の子 空襲の子Ⅱ【50】十年間の調査報告 尾道と因島空襲(5) 因島空襲は、学徒動員、徴用工動員などをつうじて多くの尾道市民をその渦中に巻き込んでいった。動員された人たちの背後に多くの家族、親族、友人、知人がいたはずだ。にもかかわらず「新修尾道市史」(全6巻、昭和46年~52年)は、 […]
2012年12月1日 / 最終更新日 : 2012年12月1日 times おかめはちもく 亀井後援会因島地区事務所開設 広島県第6選挙区尾道市因島の亀井静香前衆院議員の後援会事務所開設式が27日開かれた。その一方では亀井氏らが仕掛けた第3極グループ「卒原発」新党を滋賀県嘉田由紀子知事(62)が旗揚げ、さし迫って大きなうねりを起している。
2012年12月1日 / 最終更新日 : 2015年4月15日 times 【卒業論文】ポルノグラフィティと因島 【卒業論文】ミュージシャンと故郷の繋がり「ポルノグラフィティと因島」(23) 第四章 まとめ・考察 ポルノグラフィティと因島 互いの気持ち 合併によって因島がなくなると聞くと因島でライブを開催したり、母校がなくなると聞くと応援歌を作成したりと、ポルノグラフィティは何かと故郷を気にかけている。因島の […]
2012年12月1日 / 最終更新日 : 2012年12月1日 times 空襲の子 空襲の子Ⅱ【49】十年間の調査報告 尾道と因島空襲(4) 尾道と因島空襲。日立造船因島工場への学徒動員の中心を担った、尾道商業47・48期生は声を大にして語っている。彼らは平成一七年五月、喜寿の年に、「同期の思い出」という小冊子を発行している。
2012年11月24日 / 最終更新日 : 2012年11月24日 times おかめはちもく 選挙どころでない―しまなみ島嶼部 師走の衆院選は戦後2回目だそうだ。造船が主幹産業のしまなみ島しょ部はこのところの不況続きでお先真っ暗。選挙どころでない―と、労使ともボヤキがこぼれる。なかでも民主党のマニフェストで高速道路の無料化は、まんまとだまされたと […]
2012年11月24日 / 最終更新日 : 2015年4月15日 times 【卒業論文】ポルノグラフィティと因島 【卒業論文】ミュージシャンと故郷の繋がり「ポルノグラフィティと因島」(22) しかしながら、ポルノグラフィティが因島の観光に全く影響を与えていないとは言えない。 観光客数以外に目を向けてみると、ポルノグラフィティがメディアでアピールした因島市農協のはっさくゼリーが、東京にある広島のアンテナショップ […]
2012年11月24日 / 最終更新日 : 2012年11月24日 times 空襲の子 空襲の子Ⅱ【48】十年間の調査報告 尾道と因島空襲(3) 向島町の藤井壯次さんが出版した詩集『「ロムニー」の青春』には、東生口国民学校高等科2年の生徒としての学徒動員体験が綴られている。
2012年11月17日 / 最終更新日 : 2012年11月17日 times おかめはちもく だまされた架橋高速道路無料化 「近いうち解散」で、うそ付き総理発言と揶揄(やゆ)され続け3か月。四面楚歌のなかで野田総理は自民・公明両党首に条件付で国会解散を16日と決めた。
2012年11月17日 / 最終更新日 : 2015年4月15日 times 【卒業論文】ポルノグラフィティと因島 【卒業論文】ミュージシャンと故郷の繋がり「ポルノグラフィティと因島」(21) また、これは想像していた事ではあるが、ポルノグラフィティまたはそのファンというくくりでまとめられたデータは特にない様子だった。 例えば「因島に来たファンの数」というデータがないので、「確実にいる事はいるけど具体的には分か […]
2012年11月17日 / 最終更新日 : 2012年11月17日 times 空襲の子 空襲の子Ⅱ【47】十年間の調査報告 尾道と因島空襲(2) 因島空襲調査のことが報道されるようになり、各方面から連絡をいただくようになった。そのなかに尾道市久保の方からいただいた葉書がある。それは、徴用工として日立造船因島工場に動員された体験を綴ったものである。「因島空襲の思い […]
2012年11月10日 / 最終更新日 : 2012年11月10日 times おかめはちもく ヘルニア手術と幻覚症状(後) 米国の大統領選挙は民主党のオバマ氏と共和党のロムニー氏がデットヒートの末、オバマ氏の再選が決まり「チェンジから前身へ」と舵が切られた。こんな時に83歳の老人が体験した幻覚と痴呆症にふれ恐縮ながら精神障害の一助になればと […]
2012年11月10日 / 最終更新日 : 2015年4月15日 times 【卒業論文】ポルノグラフィティと因島 【卒業論文】ミュージシャンと故郷の繋がり「ポルノグラフィティと因島」(20) 第三節 観光面からみるポルノグラフィティ ポルノグラフィティが活躍する事で、ファンが因島によく来るようになった。では、それによって因島の観光に何か変化はあったのだろうか。第二節では、観光面からポルノグラフィティを考えてみ […]
2012年11月10日 / 最終更新日 : 2012年11月10日 times 空襲の子 空襲の子Ⅱ【46】十年間の調査報告 尾道と因島空襲(1) 空襲を受けた当時の日立造船因島工場などの造船所には、全国から従業員が集まっていた。そればかりか県下から徴用工、備後地方を中心にした多数の学徒動員生、朝鮮人徴用工、英軍捕虜らが働いていた。船員、軍人も様々な地域からやって […]
2012年11月3日 / 最終更新日 : 2017年11月23日 times おかめはちもく ヘルニア手術と幻覚症状(前) 右鼠径ヘルニアの手術を終え因島医師会病院を退院すると秋風が頬をなでて通り過ぎた。今年の残暑はことのほか厳しかったが時が変われば季節の移り変わりは肌で知らせてくれる。 季節だけではない。政局も国民の目にうつるほど変化。それ […]
2012年11月3日 / 最終更新日 : 2015年4月15日 times 【卒業論文】ポルノグラフィティと因島 【卒業論文】ミュージシャンと故郷の繋がり「ポルノグラフィティと因島」(19) ―どのくらいの数のファンの方がお店(カフェペーパームーン・因島土生町)に来ますか。 時期によって違ってくるので具体的な数字は分からないけど、近くでライブがあった時や島で祭があった時などは特にたくさんの方が来ます。そういう […]
2012年11月3日 / 最終更新日 : 2012年11月3日 times 空襲の子 空襲の子Ⅱ【45】十年間の調査報告 日本郵船の決断(3) 日本郵船が会社の総力をかけて「日本郵船戦時船史」を出版した背景として、大戦によって日本商船隊が壊滅したことや、その他にも多くの小型の機帆船や漁船が失われたことが考えられる。アメリカは、勝敗のカギが日本の海上輸送路を破壊 […]
2012年10月27日 / 最終更新日 : 2015年4月15日 times 【卒業論文】ポルノグラフィティと因島 【卒業論文】ミュージシャンと故郷の繋がり「ポルノグラフィティと因島」(18) 第二節 カフェ・ペーパームーンにおけるヒアリング調査 第二節で、ポルノグラフィティのファンが因島に来た時によく向かう場所をいくつか挙げた。その中の一つであるカフェ・ベーパームーン=写真=の三阪さんに、お話を伺う事が出来た […]
2012年10月27日 / 最終更新日 : 2012年10月27日 times 空襲の子 空襲の子Ⅱ【44】十年間の調査報告 日本郵船の決断(2) 私が「日本郵船戦時船史」を知ったのは、五年前のことである。因島空襲の犠牲者である楠見高行さんの長男啓二さんを三庄町千守の自宅に訪ねたときである。その場面を「空襲の子」~因島空襲と青春群像(34)に記した。
2012年10月20日 / 最終更新日 : 2016年1月12日 times 【卒業論文】ポルノグラフィティと因島 【卒業論文】ミュージシャンと故郷の繋がり「ポルノグラフィティと因島」(17) 第一節 島を訪れるファン ファンが因島に来ると、当然の事ではあるが、大多数の人がポルノグラフィティにまつわる場所に行きたがるそうだ。まず、歌詞に関係する場所がそれに当てはまる。第二章第一節でも述べたが、ポルノグラフィティ […]
2012年10月20日 / 最終更新日 : 2012年10月20日 times 空襲の子 空襲の子Ⅱ【43】十年間の調査報告 日本郵船の決断(1) 戦災に対して、日立造船と日本郵船は正反対の対応をとった。日本郵船は1971年(昭和46)5月、大きな決断のもとに会社の総力をあげて「日本郵船戦時船史」を刊行した。上巻千ページ、下巻913ページ、合わせておよそ2千ページ […]
2012年10月13日 / 最終更新日 : 2015年4月15日 times 【卒業論文】ポルノグラフィティと因島 【卒業論文】ミュージシャンと故郷の繋がり「ポルノグラフィティと因島」(16) 第三章 おせったいの精神が宿る島 私は、因島滞在中に、「おせったい」という言葉を知った。元々は、お遍路に訪れる人々を、住民たちが手厚く歓迎する事をそう言っていたそうだ。この「おせつたい」の精神は今も因島に根付いている。 […]
2012年10月13日 / 最終更新日 : 2012年10月13日 times 空襲の子 空襲の子Ⅱ【42】十年間の調査報告 因島空襲と企業(6) やっぱりか、と思った。因島図書館で先日、岡崎兵衛さんが作成した郷土資料を閲覧した時のことだった。会社内部では、日立造船因島工場において空襲で百人規模の犠牲者がでたことが、共通認識になっていたのだ。
2012年10月6日 / 最終更新日 : 2015年4月16日 times 【卒業論文】ポルノグラフィティと因島 【卒業論文】ミュージシャンと故郷の繋がり「ポルノグラフィティと因島」(15) これまで述べたように、ポルノグラフィティは故郷因島に対する思い入れが強く、それにまつわる活動をしばしば行っている。では、因島の人々はそれに対してどう思っているのだろうか。 ホテルみやじま江嶋昭吉さん(インタビュー当時) […]
2012年10月6日 / 最終更新日 : 2012年10月6日 times 空襲の子 空襲の子Ⅱ【41】十年間の調査報告 因島空襲と企業(5) 先日のことである。土生国民学校5年生の11歳のときに3月19日の空襲を体験した田中善造さんにお会いし、その現場に行き、説明を聞くことができた。
2012年9月29日 / 最終更新日 : 2012年9月29日 times おかめはちもく 民族の神話を学ばなかった民族は例外なく滅んでいる 20世紀を代表する歴史学者アーノルド・J・トインビー(1889~1975)が「12、13歳くらいまでに民族の神話を学ばなかった民族は例外なく滅んでいる」と述べてから半世紀経つ。
2012年9月29日 / 最終更新日 : 2023年5月23日 times 【卒業論文】ポルノグラフィティと因島 【卒業論文】ミュージシャンと故郷の繋がり「ポルノグラフィティと因島」(14) 応援歌 前述したように、因島南中学校を支援する会と新藤さんの親類からの依頼を受けて、ポルノグラフィティの新藤さんが作詞作曲したのが、因島南中学校応援歌である。校歌を依頼する際も同様だったそうだが、歌の中に入れてほしいフレ […]
2012年9月29日 / 最終更新日 : 2012年9月29日 times 空襲の子 空襲の子Ⅱ【40】十年間の調査報告 因島空襲と企業(4) 前回紹介した、3月19日の空襲についての会社側の発表も過少としか思えない。私は2008年7月下旬、その空襲で右腕を失った板倉治男さんにお会いし、お話を聞くことができた。山陽新聞の青木歓克記者が同席し、記事を書いた。