ふるさとの史跡をたずねて【440】小学校史⑳二宮金次郎像

小学校史⑳二宮金次郎像

修身と言えば二宮金次郎を思い出す人は多い。そしてそれは国民学校になる以前の尋常小学校の時代から修身の教科書に登場している。修身の教科書に登場する人物は多いが戦前の教育を受けていない人でも、そのことを容易に想像できるのは、あの薪を背負い本を読んでいる姿の二宮金次郎像である。

それは多くの小学校の校門付近に置かれていたが、撤去されて台座だけが残っているところもあった。

戦後、国民学校修身が停止されたが、それと同様に二宮金次郎像も撤去されたのだろうと思っていたが、残っているところもあった。この理解しがたい事実は、戦時中の金属供出にあったらしい。だから修身の停止と共に撤去されたのではないようだ。残ったものの多くが金属製ではなかったようである。

修身の教科書では孝心(親孝行の気持ち)や勤勉の事例であるが、金次郎像からは後者の印象が強い。

その金次郎さんの像は学校だけでなく個人等の所有物としての人気も高く、いろいろなものが現在でも販売されている。

また、交通安全上、歩きながら本を読む姿は学校には適さないと、坐像のものにすると言う話もあるようだ。象徴だから構わないと思うが、時代の雰囲気に合わせて、修正してでも設置しようと言うのも一つの伝統のあり方である。

(文・柏原林造)

田熊小学校跡地の二宮金次郎像

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