「社会を明るくする運動」入選作文【7】笑顔を増やすことで

尾道地区保護司会(村上俊昭会長)が行った第71回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。

笑顔を増やすことで(小学校の部 尾道市入選作品)

日比崎小学校6年 倉谷夏寧さん

私は、よくニュースを見ています。うれしいニュースもありますが、最近では、いじめや犯罪に関するニュースも多く、不安になります。

なぜ、いじめや犯罪が起こるのかを考えてみました。私は五年生の時、友達はいたけれど、悩みを話すことができる相談相手がいなかったので、悩みを打ち明けることができませんでした。周りにいるたくさんの人に助けてもらい、はげましてもらって元気が出て明るく過ごすことができました。もし、私の周りにそういった人がいなかったら、すごく不安でさみしかったと思います。犯罪やいじめを起こす原因の一つは、悩みが多くあったり相談相手がいなかったりと、周りの人間関係にあると思います。そこで、多くの人の笑顔が増えるように、自分でもできること、普段から取り組めることを考えてみました。

一つ目は、人との関わりにおいて、しっかりと相手の話を聞くことです。相手が落ち込んでいたらはげまし、喜んでいたらほめるなど、相手の話に共感することです。そのためには、普段から悲しんでいる人、悩んでいる人はいないか周りを見ること、相手の気持ちを考えて行動することが大切です。

二つ目は、グループ活動においては、協力して助け合うことです。例えば、グループで役割分担をし、自分の役割が終わったら、他の人を手伝い、協力することです。家庭での普段の過ごし方も大切です。普段の生活の行動が、学校での行動につながるからです。だから、普段の生活から、お手伝いをするなど協力して助け合うことが必要です。

三つ目は、自分自身も明るく生きようとすることです。人には感情があり、イライラして落ち着かない事や悲しい時もあるので、明るくいることが難しいこともあります。友達と意見が合わなくてぶつかり、言いたいことが言えず、もやもやすることもあり、そんなときも、気持ちを明るくすることは難しいです。いろいろなことがあるので、いつもいつも気持ちを明るくすることはできません。しかし、いつも悲しく、暗い気持ちでいると生きていてしんどいと思います。明るくいようという気持ちを保つことが大切だと思います。
笑顔を増やすために今からすぐ私たちにできることをまとめると、まず、人の話をよく聞き、共感すること。次に、グループ活動で助け合って協力すること。そして、自分自身も明るく生きようとすることです。この三つをいつも心がけ、意識することが大切であり、私たちにできることだと思います。みなさんも、いっしょにやってみましょう。

私は、笑顔を増やすことで、社会を明るくすることにつながってほしいと思っています。笑顔が増えると、いじめや犯罪が減り、安心できる社会につながると信じています。

私が五年生の時に経験したような、悩みを打ち明けることができる人がいないという不安な思いをしている人や、いやな思いをしている人や、いやな思いをしている人が少しでも減って、「明るい社会」を築けるといいなと思います。私たちの「未来」がよりよく、よりよい暮らしになるために、いじめや犯罪をなくすことができるように、自分達ができることは何かをしっかりと考え行動することで、未来に生かしていきたいと思います。

みなさんも、ぜひ自分にできることを考えて行動し、私たちの手で未来をつくっていきましょう。

第71回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテスト 表彰者の皆さん

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