因島で見た野鳥【99】ハジロカイツブリ

カイツブリ目カイツブリ科の1種、全長31cmで、中国東北部地方などから冬鳥として渡来する。
因島の野池で周年見られるカイツブリ(全長26cm)より、やや大きく、冬鳥のカンムリカイツブリ(全長56㎝)よりは、ずっと小さい。
潜水して魚や甲殻類を捕獲し、口にくわえた獲物を水面に上がってから丸呑みすることは、他のカイツブリと同様である。
因島の海岸で、今年1月21日に、初めて見た。頻繁に潜水していた。写真は、浮き上がった直後の姿で、獲物は無かったようである。写真は冬羽で、顔から首は淡褐色だが、喉の周りは白い。夏羽では頭部と背中が黒で、顔に金栗色の飾り羽があり、わき腹は褐色である。目は赤く、嘴は細く、やや上に反っている。雌雄同色。
背は黒っぽいが、飛ぶときに見える翼(風切羽)には白い翼帯が目立つので、名前に「ハジロ(羽白)」が付いているのであろう。英名は、”Black-necked(黒い首の)Grebe(カイツブリ)”といい、夏羽の特徴による命名と思われる。
本連載【46】で、高度3千メートル上空を、8.1日で、アラスカからニュージーランドへ1万2千キロを無着陸で渡り終えているオオソリハシシギを紹介した。このように長距離を渡る鳥で、旅立ちにあたり、脂肪を蓄え、消化器官を萎縮させる例が知られている。北米のハジロカイツブリについての研究結果(1997年と1999年に発表)が、「ギル:鳥類学」で、次のように紹介されている。
「秋の渡りの前に、消化器の大きさを2倍にして大量に食物を消化し、脂肪で体重を約200グラムから600グラム以上に増やし、胸筋を半分にして飛べなくなるが、潜水に必要な脚筋は増やす。渡りの直前2~3週間絶食し、心臓を肥大させ、胸筋を増やし、消化器系の重量を3分の1に縮小し、脚筋も縮小し、長距離飛行する。渡りを終えたら平常状態に戻す。このような体の組み換えが起こるメカニズムはまだ明らかでない。」(3月11日・記)
写真・文 松浦興一
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