因島大橋と生口橋はなぜ形が違うのか【第2章】②検証結果

因島大橋と生口橋はなぜ形が違うのか

因島高校3年 土井田大智(どいただいち)

第2章

②検証結果

実験1の結果

ケーブルにかかる張力は、

吊り橋の30センチでは0.8N、40センチで2.3N、60センチで4.1Nという結果となった。橋を長くするほど強い力が働いていることが分かった。

斜張橋(しゃちょうきょう)では30センチで0.3N、40センチで1.0N、60センチで1.7Nの張力が働いており両橋ともに長い橋ほど強くなっていることが分かった。

吊り橋と斜張橋を比較すると、グラフ1にあるように吊り橋のほうが2倍以上の力が働いていることが分かった。

グラフ1

橋塔にかかる荷重もグラフ2にあるように、橋が長くなるほど、大きな力が働いていることが分かった。両橋を比較すると、ケーブルと同様、橋の長さにかかわらず吊り橋のほうが斜張橋より大きな力が働いていることが分かった。

グラフ2

グラフ3にあるように、橋桁に働く圧縮力は斜張橋の方が大きかった。吊り橋では橋の長さにかかわらずほぼ0であった。橋の長さを変えても結果は同じだった。

グラフ3

実験2の結果

台風や地震による揺れの影響を調べた。震度5程度の揺れを起こし、おさまるまでの時間を測った。

吊り橋では揺れがおさまるまでに約30秒、

斜張橋では約10秒と、

吊り橋の方が約3倍の時間がかかった。

この結果から揺れに対して斜張橋の方が強いことが分かった。

(つづく)

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