75歳老人のフーテン 2019東北の旅【32】盛岡城

9月12日(木)①盛岡城

朝起きて荷物はホテルに預け盛岡城に歩くことにする。盛岡は岩手県1の都市で繁栄しているさまが伝わる。町の中を北上川が流れ落ち着いた雰囲気のいい町である。

ホテルから10分も歩いただろうか、城の大きな石垣が見えてくる。さすが南部藩20万石のスケールの石垣だ。

南部藩は幕末も近づいた頃、何度も飢饉に襲われ何万という餓死者を出したびたび一揆が起きている。雄大な自然はあるが気候条件は厳しいものがあるのだ。立派な石垣は農民の犠牲のうえにできたものと思うと複雑な感情が湧く。本丸に上がるが櫓や門のような構造物は全くない。

朝はまだ早いが観光客らしき6~7人に出くわす、ウォーキングの人にも出くわす。本丸からは盛岡市内が見渡せ岩手山も望める。気分はなかなかのものだ。

ホテルに戻りリュックを背負い盛岡駅に行くが、この10キロリュックが肩に食い込み日を追うごとに老体には負担が増してくる。何度となくコインロッカーを使ってきた。

盛岡城天守台の南部中尉騎馬銅像跡。太平洋戦争の際に金属供出されて台座だけが残されている。

田中伸幸(因島田熊町)

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