因島で見た野鳥【28】オカヨシガモ

カモ目カモ科の一種。全長50cmの冬鳥。オスの頭部は褐色で、体は灰黒色で、黒い上・下尾筒が目立つ。嘴は黒く、足は淡橙黄色。他のカモのオスに比べ、地味な羽衣をしている。メスは、他のカモと同様に、褐色で黒褐色の斑があり、マガモのメスとよく似ている。嘴も、マガモのメスの嘴と同様に橙赤色で、中央が黒い。マガモのメスとオカヨシガモのメスは、嘴の黒い部分の模様が少し異なるが、野外観察では、その模様での識別は難しい。翼鏡が、マガモでは青紫で、オカヨシガモは白い。翼鏡が見えれば識別は容易である。

カモ類は、主に住む場所で、淡水ガモと海ガモに分類される。淡水ガモは潜水をせずに水面で採餌することが多く、水面採餌ガモとも呼ばれ、水面を助走せずに飛び立てる。これまでに紹介した、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、マガモとオカヨシガモは、淡水ガモである。淡水ガモも、潜水し、海で採餌もする。海藻を食べても、鼻腔にある塩腺で過剰な塩分を排出する。

(写真・文 松浦興一)

右前列が生殖羽のオス、その他がメス。白色の翼鏡が見える。

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