問われる尾道市の未来 住民は何を目標にすればいいのだろうか。

 月に叢雲(むらくも)花に風―名月を眺めようとすれば雲がかかり、花を愛でようとすれば風が吹いて花びらを散らす。世の中はとかくままならぬというたとえだが、散るサクラ、残るサクラも散るサクラと詠んだ人もいる。


 ことしのサクラは例年より開花が1週間ほど遅れた。待ちきれずに、酒なくて、なんのおのれが花見かな―と、蕾の下で夜ザクラの宴。そこへやって来た市議立候補予定者。「東日本大震災は救助の段階は過ぎて救済の段階に入った。被災1か月を過ぎると復旧から復興へと進むなかでの生活の安定と産業経済、精神文化の配分がむずかしくなる。花見も自粛という世間のムードが続けば”自粛不況”に落ち込んでしまう」とのたまう。
 それではどうすればよいのかという主張や議論にはなってこない。酒の宴の話題としては不粋と決めつける人も少なくない。
 これからの尾道市の形はどうなるのだろうか。道州制への道程も定かでない選挙戦。住民は何を目標にすればいいのだろうか。
(村上幹郎)

[ PR ]因島で家の解体のことなら「吾城」へ

当社には家の解体専門の部署があり、お客様のご希望に合わせた、よりよい施工内容をご相談・ご提案させていただいています。

空き家になった時のそのままの状態で、家具や食器、衣類などの処分から、解体後の用途に応じて砂利敷きや、アスファルト舗装等の工事までを一貫して施工します。

丁寧かつ迅速な施工で、因島はもとより島嶼部や尾道近郊においても、幅広く、ご好評いただいております。

【対応住宅】
木造住宅 / RC鉄骨 / 軽量鉄骨住宅 / アパート / 工場 / マンション

【お問い合わせ】
有限会社 吾城(ごじょう)
広島県尾道市因島重井町5800-42
TEL0845-26-2282