30年前 因島では知名度がなかった本因坊秀策

 還暦を機に因島出身で幕末を駆け抜けた天才棋士本因坊跡目秀策の研究をライフワークとして執筆を始め20年。準備期間を含めると30年になるが、この間、雲の上のような人たちにお会いできたことが人生の大きな財産になったようだ。


 最初は因島市制30周年記念事業として催された朝日新聞主催の名人戦。対局者は大竹英雄名人対趙治勲九段。解説は竜奇兵、聞き手は因島出身アマ名人村上文祥というスタッフ。
 会場は当時のシーサイドホテル。前夜のレセプションで大竹名人は、因島土生港で高速船を下船するとタクシーで外浦町の秀策の墓前へ直行したことを報告「明日は秀策流で打とうかな」というジョークまで出るサービスぶり。しかし、会場から反応がなかったことをいまも恥しく思っている。
 島内の政治経済界を代表する知名人の集りだったが本因坊秀策の知名度が因島の人たちになかったということだがタクシーの運転手も駐在さんも知らなかったというエピソードは今は昔の話になったようだ。
(村上幹郎)

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