日立会館跡地の利用は因島総合病院駐車場

造船城下町因島の憩いと娯楽の場であった日立会館が、6月末で営業を終了し取り壊す計画が進んでいるホテルみやじまをはさんで隣接する因島総合病院の経営母体である日立造船健康保険組合顧問の巻幡寛二氏に、跡地利用について聞いた。

手狭で苦情を受けている因島総合病院駐車場(喫茶サントスから撮影)

日立会館を取り壊した後の利用問題が話題になっておりますが。

その跡地を病院の駐車場に活用できればと願っております。土地の所有者である日立造船の正式な決定を待っている段階です。それが下り次第、健康保険組合理事会と同組合会においても土地購入の方針を決め、正式な売買契約を結びたいと考えています。現在27台の駐車スペースしかなく、長年、不便をおかけしてきました。実現すれば50台分の駐車を見込んでおります。

病院の現状と今後についてお聞きしたい。

わたしどもの病院は因島・瀬戸田地域唯一の第二次救急指定病院(入院や手術を要する症例に対応する)です。一貫して、島嶼部の住民の医療拠点として、なくてはならない病院になっています。通院患者の割合は、因島68.1%、瀬戸田3.1%、上島町26.8%。入院患者の30%を上島町民が占めています。こうした住民の強い要望に応えて地域医療の充実をはかっていきたいと考えております。

今後の課題についてお聞きしたい。

日立造船健康保険組合は関東から九州までの日立造船及び関連会社が加入しており、その従業員が被保険者です。その保険料の負担で経営している総合病院は因島病院だけです。おかげさまで黒字経営を維持してきておりますが、今後さらに健全経営に努めたいと思います。

とりわけ地方病院にとって共通の悩みである人員確保については、大出正紀事務長、河本紀一院長を中心に取組んでおります。市内には、尾道市民病院、みつき総合病院農協病院があるではないかとの意見もありますが、島の総合病院として頑張っていきたい。

写真は手狭で苦情を受けている因島総合病院駐車場(喫茶サントスから撮影)

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