全国リレー亀井新党フル回転 参院県選挙区は呉越同舟に拍車 自公過半数割れ必至の情勢

 参院選は当初予定より1週間遅れ、7月12日公示、同29日投開票となることが内定した。そうした流動する情勢のなかで、亀井静香後援会は17日と21日、因島において総決起の口火を切った。
 亀井静香氏が代表代行になっている国民新党は、参院選で5議席から7議席をとり、国政のキャスティングボートを握るという戦略をうちあげ、その動向がかつてなく注目されている。
 亀井静香後援会は17日、尾道市因島土生町の芸予文化情報センターに300人をこす会員を集め、総決起大会を開いた。

熱弁ふるう亀井代議士


 はじめに、平谷祐宏尾道市長、松浦幸男県会議員、村上和弘元因島市長が来賓挨拶。会場が注目するなか亀井静香国民新党代表代行が登壇し、政局を論じた。
 参院選での自公過半数割れ必至の情勢であることを断言。両院で過半数を取れない政権は持たないとして選挙後、政策を中心にした大連合ができるだろうと見通しを述べた。
 つづいて、参院選広島選挙区候補予定者の佐藤公治前衆議院議員が「亀井先生とともに進む」と挨拶、会場から「ガンバレ」の声があがった。最後に国民新党の比例区候補予定者の熊代昭彦前衆議院議員とともに必勝を誓った。

参院選で必勝を誓う国民新党・熊代(左)民主・佐藤(右)両候補
 21日は、国民新党全国縦断リレーマラソン・イン・因島が行われた。同党が、「国民の声を直接、永田町へ運ぶ」を合言葉に、北は北海道・宗谷岬、南は沖縄・糸満市摩文から、参院選候補予定者がたすきリレーしながら永田町に向かうという試みである。
 午後、土生港にプレジャーボートで着いた亀井静香代議士らは短パンにジョギングシューズのいでたち。
 市営駐車場周辺は200人をこす支持者らがつめかけ、辺りは参議選一色の雰囲気が漂った。亀井静香代議士も本番モード。「郵政見直し・地方重視」「年金増額・大資本増税」などと声高にアピール。参院選日程の延長を「自公は選挙を恐れている」と批判した。

全国縦断リレーマラソン・イン・因島で健脚をアピールする国民新党亀井静香代表代行。

 広島選挙区は自民現職の溝手顕正氏、民主の佐藤公治氏、共産新人の藤本聡志氏、無所属新人の河野美代子氏、無所属新人の吉長ゆい氏らが出馬予定である。

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