「社会を明るくする運動」入選作文【11】身近で大切なこと
尾道地区保護司会(木村修二会長)が行った第74回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。
身近で大切なこと(中学校の部 尾道地区保護司会会長賞)
日比崎中学校2年 寺本幹太さん
僕はニュースでよく殺人という言葉を耳にします。僕は、そのニュースを聞くたびに、なぜそのような、重罪を犯してしまうのかがとても不思議に思います。そしてその犯罪を止めたりなくすためには、どのようなことが僕たちにはできるのでしょうか。
僕は、先日家族で、田舎に遊びに行きました。そこは、人口がとても少なく、都会にあるような、建物や、お店が、ほとんどなく自然豊かな場所でした。僕は、その環境に、初めは、「少し何もなくていやなふんいきだな。」と思っていました。しかし、少し歩いて、集落の方へ行ってみると、都会にはないものがありました。それは、あいさつなどのコミュニケーションです。都会では、通りすがりにあいさつなどは、とても少ないですが、この町は、通りすがりにあいさつをすることは、あたりまえでさらに、その場で楽しそうに、おしゃべりをしたりしていました。また、僕たちが町を歩いていると、通りすがりのおばあちゃんや、おじいちゃんたちが「どこから来たの」と声をかけてくれたり、道に迷っていると、やさしく声をかけてくれて、道を案内してくれたりしました。僕は、この町にいた時に、都会や、自分の町にはない、人と、人との距離の近さや、人のあたたかさに気づきました。また初めにあった、いやなふんいきだなという思いも、人のあたたかさでなくなっていました。町の人に犯罪について聞いたところ、昔から今まで、ほとんど犯罪はおきたことがない、と言っていました。
その後僕は、殺人事件を犯した人の理由を調べてみると、「孤独」という言葉がよくでてきました。くわしく調べると、大量殺人を犯したある人の動機は、家族や、友人、仕事をなくし、孤独を深めたことがありました。また、ある専門家によると、最近の事件の動機には、孤独が、多く、これがとても問題になっていると言っていました。
このように「孤独」という感情が、殺人事件という重大な、犯罪につながるということが分かりました。このことから、殺人事件や犯罪をなくし、社会を明るくするためには、「孤独」をなくす必要があると思います。だれでも、話し相手がいなかったり、一人きりだと孤独を感じてしまうと思います。そこでいろいろな人と、コミュニケーションがとれるようになるために、あいさつをもっと大切にし、道ですれ違うと、だれにでも「こんにちは。」と言えるようになれたらいいと思います。僕は、実際に、田舎の町に行って、あいさつやコミュニケーションで、自分の感情に変化があったことを実感しました。あいさつは、会話の入口であり、人と人との会話のきっかけになるものです。そして、これを日本中の人の日常にできれば孤独を感じる人がいなくなり、この世から犯罪を少しでも減らすことができると思います。
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