「社会を明るくする運動」入選作文【5】あいさつで明るい社会に
尾道地区保護司会(小川曉徳会長)が行った第70回「社会を明るくする運動」作文・標語コンテストで表彰された作文を掲載する。
あいさつで明るい社会に(小学校の部 尾道市入選作品)
高見小学校5年 安保絢音(あやね)さん
新型コロナウイルスのえいきょうで暗いニュースが毎日続いています。そんな今だからこそ、「あいさつ」をすることで社会を明るくしたいと思います。
今回私は次のことについて調べてみました。
まず、あいさつの意味についてです。あいさつとは、人に会ったり、人と別れたりする時にします。また、ご飯を食べる時や家から出る時にもします。これらはいずれも、日常でするあいさつです。つまりあいさつとは、日常の中で儀礼的に取り交わす言葉や動作を意味します。
次に、あいさつの由来についてです。日本に古くからある禅宗では、「一挨一拶(いちあいいちさつ)」という言葉があるそうです。この言葉は、相手に返答したり、相手と手紙のやりとりをしたりする時に使ったそうです。ここから、「あいさつ」という言葉が生まれたと言われています。
そして、あいさつの語源についてです。漢字では、「挨拶」と書きます。どちらの漢字も「押す」という意味だそうです。あることについて、複数で押し合うこと。つまり、人と人が話し合うことがあいさつの語源と言われています。
最後に、あいさつの良さについてです。いろいろ調べてみると、あいさつの良さは二つあると思います。一つ目は、相手からの印象が良くなることで、人間関係が良くなることです。あいさつをすることは、自らの心を開き、相手を認めることにつながります。相手は認められることでいやな気持ちになることなく好意的に接することができます。こういった理由から、人間関係が良くなるのです。二つ目は、相手との会話のきっかけになるということです。きっかけを作ることで、相手との会話が生まれ、より親しい関係になることができます。
調べたことをきっかけに、あいさつをすることで相手や自分がどう感じているかをふりかえることができました。あいさつをしてもされても、私は元気が出ます。そして何より、おたがい笑顔になれる、だからあいさつをし合うことが大切なのだと思います。あいさつを考えた昔の人はすごいと思います。
新型コロナウイルスを始め、暗いニュースがたくさん流れていますが、一人一人が相手のことを考えてあいさつをすれば、社会はもっと明るくなるのではないか、私はそんな気がします。
だから私は、これから明るいあいさつをたくさんの人にしていきます。
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