75歳老人のフーテン 2019東北の旅【43】青森へ

9月13日⑥青森へ

バス亭まで行くと既に10人程が待っている。しばらく待って乗客10人余で出発する。来る時のバスで一緒になったお客はいない、まだ恐山を楽しんでいるのか。運転手は来る時と同じ人だ。恐山は名が通った割には観光客が少ない印象を受けた。

下北駅に着くが今度は青森駅を目指す。大湊線便数は少ない。1時間近く待たされて列車に乗るが来た時は快速だが今度は鈍行、しかも野辺地で乗り継ぎして青森まで行くのだ。3時間ほどかかりそうだと思っていたが、その通りになって青森駅に辿り着く。待ち時間を入れると4時間だ、これでは今日は青森泊まりせざるをえない。駅の近くでホテルをとる。

青森は思ったより大きな都市である。しかし冬場は積雪がひどく、社会人になって青森出張した際、革靴なので何度も転倒した記憶があり暗い町という記憶が残っている。今の青森は当時より活気を感じる。しかも今は9月で明るく暖かい。

薄暗くなりホテルの近場の居酒屋で一杯かたむける。そこでふと気づいたのは青森弁というか東北弁がきつくなったことだ。福島・宮城・岩手と来たわけだが、ここまではイントネーションは別としてほぼ標準語で会話している。50余年前はきつい訛りで会話されており随分変わったと思っていたがやはりでてきた。そんなことを思いながらホテルに帰った。

田中伸幸(因島田熊町)

青森駅

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