因島で見た野鳥【88】ミサゴ 巣材を運ぶ

 

ミサゴは、因島で見た野鳥【47】で取り上げたが、因島での繁殖は未確認である。2020年4月初めに、青空に白く輝く姿で、海上を悠然と帆翔する2羽のミサゴを見た。やがて、ホバリングし海中にダイブするハンティングを2~3度繰り返し、山の方に去って行った。この時、1羽のミサゴが、写真左のように小枝を掴んでいた。巣材を運んでいると思われる。消えて行った山のどこかで営巣していると推察できる。

ある時、奥山ダムの上空を帆翔していたミサゴが、上昇し瞬く間に山を越え、南の方へ、多分、土生水道方面へ姿を消した。因島では、大きな池や周辺の海辺の至る所でミサゴを見る機会があるが、同じ個体を観ている可能性があり、生息数はよくわからない。

因島で見た野鳥【47】で、ミサゴの足指は獲った魚を逃さないように進化していると述べたが、『ざんねんないきもの事典』(高橋書店)に、「ミサゴは大物をねらいすぎておぼれて死ぬ」とある。


この事典によると、「ざんねんないきものとは、一生けんめいなのに、どこかざんねんないきもの達のことである」。地球外生命体が出版する事典で、「ざんねんないきもの」に「核戦争で絶滅した人類」が含まれないよう努力しなければならないと思った。

(写真・文 松浦興一)

因島で見た野鳥【47】ミサゴ

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