2006年8月12日 / 最終更新日 : 2020年8月5日 times おかめはちもく ふってわいた因島杜仲茶ブームの再来 暦の上では立秋を過ぎたが、うだるような暑さに不快指数はうなぎのぼり。そのさ中、またも電話のベル。受話器をとると「因島杜仲茶のことで・・・」「そのお話でしたら市役所因島総合支所か農協支所でお聞き下さい」という訳で、この夏、 […]
2006年6月10日 / 最終更新日 : 2006年6月10日 times おかめはちもく 朝7時ごろの尾道行き因島重井町のバス停で… 朝7時ごろの尾道行き因島重井町のバス停で大勢の高校生が乗り込んでくる。生徒たちは「尾道の高校が大学進学率が高いから」「新しい友達もできる」と島外願望を口走る。
2006年6月3日 / 最終更新日 : 2017年11月12日 times people 麻生イトさんといえば「ああ、あの男装の―」と答えが返ってくる。 麻生イトさんといえば「ああ、あの男装の―」と答えが返ってくる。イトさんが亡くなって50年も経つので大正から昭和生まれの中高齢者である。 舎弟三千人の女親分で全国にその名をひろめたのは今東光著の小説「悪名」である。朝日新聞 […]
2006年4月8日 / 最終更新日 : 2018年4月8日 times おかめはちもく 第五北川丸追悼慰霊祭 高齢化により50回忌で最後 広島県内で戦後最大の海難事故「第五北川丸」の沈没による犠牲者を追悼する慰霊祭は8日午前11時から三原市佐木島にある慰霊碑前で営まれた。あの悪夢から50年が過ぎた。 筆者は産経新聞社会部の駆け出し記者時代の出来事で佐木島の […]
2006年1月29日 / 最終更新日 : 2015年4月20日 times おかめはちもく 耳慣れない尾道市議増員選挙 尾道市議増員選挙という耳慣れない選挙が始まった。「昨年4月に市議選は終ったばかりなのに」と首をかしげる市民も少なくない。 旧因島市と瀬戸田町が尾道市へ編入合併したことで、両市・町が無くなり、市議・町議はいなくなった。そこ […]
2006年1月1日 / 最終更新日 : 2021年1月4日 times せとうち花壇 しめ縄に 稲穂啄む雀ごの 三羽もおればいかにか愉し 元旦とはまことにめでたく、会う人ごとに挨拶を交しあう。カラスが鳴いても雀が飛んでいてもみんなおめでたい。人のこころはそれぞれの受けとり方で不幸とも幸せとも見えるのである。この雀を題材に歌ってはあるが新春早々の祝(ほ)ぎ歌 […]
2005年12月17日 / 最終更新日 : 2015年4月20日 times おかめはちもく 季節の変化も時局の変革も「想定外」のできごとが多かった一年 今年の師走は、日本列島がすっぽり寒気に覆われ、気候温暖な四国・九州まで雪だより。地球温暖化はどこに行ったんだろう。季節の変化も時局の変革も「想定外」のできごとが多かった一年であった。 平成の大合併も地方分権という名のも […]
2005年12月10日 / 最終更新日 : 2017年11月18日 times おかめはちもく 師走に入って小春日和の秋から一転… 師走に入って小春日和の秋から一転、冬将軍の襲来で人もミカン山もすっぽり寒気に包まれた。県山間部からは積雪で冬化粧の便り。気候温暖な因島市も木枯らし吹き道行く人をふるえあがらせている。 今年もあとわずかとなった。年が明けれ […]
2005年12月3日 / 最終更新日 : 2018年5月11日 times おかめはちもく 文化の秋に思い出綴る 安田祥子さんとポルノグラフィティ 11月29日。晩秋の夕日が西の島なみに傾いたころ、田熊小の児童たちが市民会館中ホールに駆け込んで来た。ランドセルを下ろすと、さっそく合唱の練習。「学びメッセ因島」が催した童謡コンサートで特別出演する児童たちである。童謡歌 […]
2005年10月15日 / 最終更新日 : 2017年5月30日 times せとうち花壇 難読の地名と言われる御調(みつぎ)郡消える日近づく尾道に合併 小林美津子 一読して解り易い歌である。日ごろから手紙や自己申告に類する物に必ず書いていた文字、それにいつも振り仮名でも付けようかと思えるような、御調(みつぎ)という地名。小学校の時からずっと書きつづけて来たのである。もう […]
2005年8月20日 / 最終更新日 : 2017年11月18日 times おかめはちもく 衆院解散夏の陣ヒートアップ 亀井静香後援会因島事務所開き 国民新党結成で立場を鮮明に 郵政民営化関連法案の参院否決により衆院を解散するという異例の解散劇による衆院選は30日告示、9月11日投開票される。亀井静香元政調会長を支持、支援してきた後援者らは、17日午後6時30分から因島市田熊町竹長のハローワーク […]
2005年8月20日 / 最終更新日 : 2015年4月16日 times せとうち花壇 断崖から身を投じたる沖縄の主婦の映像ひえびえと見る 片山 哲子 今年で戦後六十年を迎える。八月十五日の正午に聞いた昭和天皇の声(玉音放送)に、一億の日本国民みんな沈痛な思い、またそれ以上の悲しみに沈んだ一日であった。 右の歌は、この日より二ヶ月前の映像を歌ったものであ […]
2005年6月4日 / 最終更新日 : 2023年6月13日 times おかめはちもく 映画ヒナゴン公開によせて ヒバゴン取材回想記 ヒナゴンが5月28日から広島県内の映画館で上映されている。30年ほど前に比婆郡の山間辺地の住民が目撃したという立って歩く怪物「比婆ゴン」騒動で揺れた山村を舞台に信じることの大切さを描いた直木賞作家重松清さんの小説が原作。 […]
2005年5月14日 / 最終更新日 : 2017年2月1日 times people 近畿広島県人会新会長 因島出身・関西テレビ元社長 巻幡展男氏が就任 任期満了に伴い昨年12月近畿広島県人会は新会長に因島出身の関西テレビ(株)元社長で、現在取締役相談役の巻幡展男(のぶお)氏=写真=を選出した。任期は2年。ダイキン工業(株)顧問の井上義國前会長から推挙され理事会において満 […]
2005年3月5日 / 最終更新日 : 2016年6月17日 times せとうち花壇 この島に水軍の末裔偲ばれて村上の姓の人の多さよ この島に水軍の末裔偲ばれて村上の姓の人の多さよ 土居 瑠子 水軍と言えば、村上水軍といわれるほどに、その呼び名は有名である。特に因島出身の者にとっては、その言い伝えがどうであれ、一寸した誇りにさえ思う人も少なくない。歴史 […]
2004年10月30日 / 最終更新日 : 2018年2月12日 times せとうち花壇 上原謙の写真身につけ似ていると言わせたき老このごろ見えず 矢野 五月 「わしは若い頃は映画俳優の上原謙に似ていると言われたもんだよ」、と自慢していた老人がこの頃顔を見せなくなったのでちょっと心配になったと言う歌である。上原謙に似ているのであれば、顔に自信のある人かそれとも、お追 […]
2004年5月15日 / 最終更新日 : 2017年4月23日 times せとうち花壇 サクラ咲く時よりも尚うれしくてミカンの花の香二人占めする 藤原野栖枝 花と言えばサクラと言われるほどに日本人の理想の花である。春とは言っても肌寒い四月のはじめにぱっと咲いてぱっと散るその潔(いさぎよ)い散華のさまにどんな花も比べようもない日本人の心である。 抄出は、サクラの花ど […]
2003年12月20日 / 最終更新日 : 2018年4月27日 times せとうち花壇 いまだ見ぬ 大将軍町とはどんな町 友住む地名を番号簿に探す いまだ見ぬ 大将軍町とはどんな町 友住む地名を番号簿に探す 若住瑞枝 隣りの国では国民に「将軍様」と呼ばせているようだが、この町の名前はその上にもう一つ大という字が被せてある「大将軍町」である。 一度聞いただけで決して忘 […]