2008年8月9日 / 最終更新日 : 2015年7月21日 times おかめはちもく 喜んでばかりはいられない、戻ってきた瀬戸内海のきれいな海 暑い夜。青い海。瀬戸内海にきれいな海が戻ってきた。昭和40年代の経済成長期をピークに赤潮が発生、アオサの異常発生などに悩まされた。ひどい年には海水浴場が遊泳禁止になったのが嘘のようだ。工場排水や船舶の塗料、生活排水などを […]
2008年8月9日 / 最終更新日 : 2008年8月9日 times ふたりの時代 青木昌彦名誉教授への返信 ふたりの時代【8】青木昌彦名誉教授への返信 青木廣光氏の功績(上) わが家に、光風会会員、日展会友の画家である青木廣光氏の一枚の絵が額に飾られている。椋浦町に住むにあたって、父から譲り受けたものである。この廣光氏が、昌彦氏のルーツを解き明かす鍵となる人である。昨 […]
2008年8月2日 / 最終更新日 : 2008年8月2日 times ふたりの時代 青木昌彦名誉教授への返信 ふたりの時代【7】青木昌彦名誉教授への返信 まさかの縁(下) 椋浦町は予想だにしなかった人生上の大逆転の場になってしまった。全学連や政治闘争から逃亡するために生まれ故郷の瀬戸内海の島、そのなかでもここだけは大丈夫と思ったその場所に住み着いた故にこそ、全学連や60 […]
2008年8月2日 / 最終更新日 : 2008年8月2日 times せとうち花壇 雨の日は雨を楽しみ茶を点てて骨董磨きし在りし日の義父 半田ミチエ 人と心が通う喜びは人を幸福にする。心が通い合うと感じたとき、人は生き生きと話し、爽やかに笑む。こうした素地があれば、人は思い出の断片から、心に温かさを感じ、爽やかな笑みを浮かべるだろう。この作品には義父の在 […]
2008年7月26日 / 最終更新日 : 2015年12月13日 times おかめはちもく 囲碁の島・因島が御縁 元アマ本因坊田中伸拓さんと徳永紗月アマ6段 造船業界が活況を取り戻した島しょ部だが、鋼材高騰や人材不足で手放しでよろこべない。気がかりなのが平成の合併後遺症。地域の土木建築業が冷え込んで生コン業者への影響が出た。商店街はシャッターが目立ち、市民の命を守る警察官のピ […]
2008年7月26日 / 最終更新日 : 2008年7月26日 times ふたりの時代 青木昌彦名誉教授への返信 ふたりの時代【6】青木昌彦名誉教授への返信 まさかの縁 中 青木昌彦氏と私の歩みと現在は、どのように考えても正反対である。たしかに学生運動を出発点とする意味では共通性を有しているが、そのあとはまったく異なっているように思える。交差するなどとは考えられない。
2008年7月26日 / 最終更新日 : 2008年7月26日 times せとうち花壇 ばあちゃんは必殺仕事人という孫よひたすら真面目に生きて来ただけ 吉原 浩子 歌の大意は「孫は私が毎日火事の万端を次々とやっているのを見て言ってくれているのだが、私は只々家族のみんながよかれと思ってやっているのだよ」と返答をしているのである。
2008年7月19日 / 最終更新日 : 2008年7月19日 times おかめはちもく 福山市中央図書館に草刈正雄さん 本因坊秀策囲碁記念館に堺雅人さん? これまで幕末を扱ったNHK大河ドラマでヒットした作品は意外と少ない。物語が複雑で歴史は苦手、というのが主な理由らしい。今年の「篤姫」は脚本を担当した田渕久美子さんが現代の女性が共感できるキャラクターに仕立て、男性から反 […]
2008年7月19日 / 最終更新日 : 2008年7月19日 times せとうち花壇 そそとせる白き十薬抜こうかしら鳴子百合を日々追いつめる 村上 文子 この一首の眼目は、前半の「十薬抜こうかしら」と、後半の「鳴子百合を日々追いつめる」の葛藤にある。
2008年7月19日 / 最終更新日 : 2022年9月17日 times ふたりの時代 青木昌彦名誉教授への返信 ふたりの時代【5】青木昌彦名誉教授への返信 まさかの縁 上 私が松本籍を抜けて青木籍に入らなければ、おそらく青木昌彦氏との出会いはなかったであろう。まずはそのあたりから整理してみよう。 因島椋浦町の青木行(ゆき)の養子となったのは、1962年(昭和37)6月5日の […]
2008年7月12日 / 最終更新日 : 2008年7月12日 times おかめはちもく 竹島と政治的決断 梅雨明け、洞爺湖サミット、北京五輪…この夏は、新時代の新次元へ格別な予感を覚える。 こんな時に韓国の李明博(いみよんぱく)大統領は、日本が中学の新学習指導要領解説書で竹島の領有権明記を検討していることをけん制する発言 […]
2008年7月12日 / 最終更新日 : 2008年7月12日 times ふたりの時代 青木昌彦名誉教授への返信 ふたりの時代【4】青木昌彦名誉教授への返信 善は急げ 下 青木昌彦名誉教授のルーツについて考え、調査をしていて独特な親近感が生まれてきたようだ。後に青木廣光氏に説明していただくことになるのだが、昌彦氏と私は、どのような繋がりになるのか、漠然と考えるようになった。 […]
2008年7月12日 / 最終更新日 : 2008年7月12日 times せとうち花壇 飼い猫に「ネコ」と名付けた歌ありて一人ぐらしの笑い初めなり 石田冨美子 年が改まっての新年の初笑いのことだろう。新聞か何か投稿短歌の欄を見て思わず高笑いである。人間は他の動物類とは違って笑うということは素晴らしいと思う。顔の表情を見れば気持が解り意志が読めるからである。一人ぐら […]
2008年7月5日 / 最終更新日 : 2008年7月5日 times おかめはちもく たばこ1箱千円 先月末、新聞社のOB会席上でのこと。たばこ一箱が千円に値上げされても喫煙を続けるか、どうかということが話題になった。
2008年7月5日 / 最終更新日 : 2008年7月5日 times ふたりの時代 青木昌彦名誉教授への返信 ふたりの時代【3】青木昌彦名誉教授への返信 善は急げ 中 尾道市因島椋浦町は因島のなかで最も小さな町である。三月三十一日付けの統計では、五十三世帯、百十八人が住んでいる。その町の海岸近くにある墓所の一角に、青木忠右衛門の碑が建っている。 「徳川幕府軍船美嘉保丸舩 […]
2008年7月5日 / 最終更新日 : 2008年7月5日 times せとうち花壇 タンポポの絮(わた)ふくれつつ風を待つ見知らぬ郷(さと)を恋うるか汝も 池本 滝子 人跡稀な深山の暮しを、十年ほど経験し、日々感動したが、積雪二メートル超えの春雪の下で青草が生長していたのは圧巻だった。その時、私は、雪国の春が一斉に訪れる秘密に触れたようで、おののいた。
2008年6月28日 / 最終更新日 : 2008年6月28日 times ふたりの時代 青木昌彦名誉教授への返信 ふたりの時代【2】青木昌彦名誉教授への返信 善は急げ【上】 この数年間の私の行動原理は実に単純で、「善は急げ」である。荷の重い課題に取り組む場合にはとりわけそうだ。まず、世界的経済学者である青木昌彦スタンフォード大名誉教授のイメージづくりに取りかかった。
2008年6月28日 / 最終更新日 : 2008年6月28日 times おかめはちもく 協議が進む「よど号」ハイジャック犯 北京での日本と北朝鮮の外務省担当者協議で「よど号」ハイジャック事件の犯人を日本に引き渡す話し合いが進んでいるという。
2008年6月28日 / 最終更新日 : 2008年6月28日 times せとうち花壇 三つ葉草核(たね)が土中に生きづきて分裂拡散避けんと取りゆく 松井年幸 短歌には材料が何であっても、それぞれの人の思いがこめられてある。三つ葉草という、強烈な繁殖力を持った、畑の作物の害をする雑草除去に精力的に取り組んでいる思いの伝わる歌である。取っても取っても取り尽くせない三つ […]
2008年6月21日 / 最終更新日 : 2008年6月21日 times ふたりの時代 青木昌彦名誉教授への返信 ふたりの時代【1】青木昌彦名誉教授への返信 プロローグ―祭の日の申し入れ 青木昌彦という名を聞いたのは、何十年ぶりのことだっただろうか。私の住む因島椋浦町にある艮神社の秋の大祭でのことだった。町の複数の有力者から「青木昌彦について調べてくれんか」と、突然申し込ま […]
2008年6月21日 / 最終更新日 : 2008年6月21日 times せとうち花壇 川船の襖絵すずしき上の間の羽生名人の次の一手は 池田 友幸 すずしいという言葉は、 ほどよく冷ややか きっぱりしている などの意味をふくみ、自分達の生活全般にわたって「すずしさ」への憧れが深く、かつ、広がりをもつことに気付かされる。 作中の羽生名人はかって七冠、現 […]
2008年6月21日 / 最終更新日 : 2008年6月21日 times おかめはちもく 「洋服の青山」の創業者・青山五郎さんをしのぶ 国内最大手の紳士服専門店「洋服の青山」の創業者、青山五郎さんを「しのぶ会」が16日、福山市のホテルであった。発起人代表は羽田皓福山市長で、友人や同級生をはじめ政財界や地元の活動を通じて交流のあった約370人が集った。
2008年6月14日 / 最終更新日 : 2019年5月14日 times おかめはちもく 急増する下請けの労災死亡事故 広島労働局によると、県内の製造業現場で今年に入り労災事故による死者が倍増しているという。業種別では5月末で造船3人、鉄鋼、金属加工、木材加工、自動車製品、土石製品が各1人。年間同期の3人より5人、昨年1年間の6人を既に上 […]
2008年6月14日 / 最終更新日 : 2008年6月14日 times せとうち花壇 草取りの陰気な仕事の小半日終りて立てば足腰痛し 松井 弘元 農作業をする中での草取り作業ほど地味で陰気な仕事はない。陰気、という字句は、どうも好きにはなれないが、草取りという仕事には付いて廻る一語である。
2008年6月7日 / 最終更新日 : 2008年6月7日 times おかめはちもく 道交法の改正 もみじマークと気の重い後期高齢者 カレンダーが6月に変ると、原油高騰を受けガソリンが再び値上がり、道交法の改正で後部座席のシートベルトや75歳以上のドライバーに高齢者マーク(もみじマーク)の表示を義務付けるなど気の重い話ばかりだ。
2008年6月7日 / 最終更新日 : 2008年6月7日 times せとうち花壇 障子しめ妻の足音消えしころ机上のコーヒー馥郁かおる 大西貴志男 この作品、「妻の足音消えしころ」から「馥郁(ふくいく)かおる」までの情感には泣かされる。 そこには 命あるもの同士の思いやり 命への感謝 自然と人の共生 があり、作者独特の典雅な情感が加わったりして、三次 […]
2008年5月31日 / 最終更新日 : 2015年6月6日 times おかめはちもく 因島サティの撤退通告 土生商店街のツバメが減った? 造船の活況で、なんとなくあわただしい因島。かつて賑わった土生商店街は歯が抜けたように空地が駐車場になり、島のシンボルだった日立会館の跡地は広場になったまま。追い打ちをかけたのがマイカル・サティの撤退通告。かけ声ばかりの市 […]
2008年5月31日 / 最終更新日 : 2008年5月31日 times せとうち花壇 あからさまに「赤ちゃんポスト」を設置して少子化対策などと言うなよ 上村美智子 この歌は、昨年(平成19年)の五月、熊本市にある慈恵病院に設備された「赤ちゃんポスト(こうのとりのゆりかご)」を素材に詠まれた一首である。歌の意味は、人間の子供を一つの「物」として扱い過ぎてはいないか、母が […]
2008年5月24日 / 最終更新日 : 2008年5月24日 times おかめはちもく タスポ保持者はほとんどいない、さっぱり売れなくなったタバコ販売売店 スーパーはホクホク顔 「半分どころか、8割減まで落ち込んできた」―と、店頭に並んだ2台のタバコ自販機をうらめしげに見詰めながら店主が吐き捨てるようにいう。5月になって成人識別カード「タスポ」の利用が始まった途端、さっぱり売れなくなったタバコ […]
2008年5月24日 / 最終更新日 : 2008年5月24日 times せとうち花壇 おとといより上手になりし鶯が裏の藪より表にまわる 山崎勝代 作者の五感は確かで、命あるものの輝きに敏感に反応するらしい。鳴声に注目している作者の期待に反し、その鶯は藪裏から表になかなか回れない。それで、作者のイライラはつのる。