竹島と政治的決断

 梅雨明け、洞爺湖サミット、北京五輪…この夏は、新時代の新次元へ格別な予感を覚える。
 こんな時に韓国の李明博(いみよんぱく)大統領は、日本が中学の新学習指導要領解説書で竹島の領有権明記を検討していることをけん制する発言。日本政府に政治的決断を促した。


 島根県隠岐島の北西約160キロにある竹島は1905年(明治38年)島根県に編入された。韓国は「独島(とくと)」と呼び52年に領有権を主張、54年からぺんぺん草も生えていない岩の島に警備隊を置き実行支配を始めた。
 それから数年後のこと。「隠岐の流人」の連載取材中に見つけた一枚の航海地図。瀬戸内海から日本海に至る海図の中に竹島が描かれていた。「後醍醐天皇が隠岐島に流されたとき陸路はおとりの一行。海路で追撃を逃れた」という新説。
 瀬戸内海の海賊衆が味方して船で送り届けたというわけだ。この海図から判断すると竹島が中世のころに我が国固有の領土であったと思われるが、政治的決断は別の考えがあるらしい。

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