海上王國・因島尾道 海に向って開ける視線をそらさない予算執行が注目

平成の大合併で積み残した合併条件を完工しようと大ナタをふるったのが新年度(2016年度)の一般会計編成のあとに見られる。無理を通せば次にやってくるのが赤字財政。同じことを繰り返しながら国造りをこころみてきたが司馬遼太郎さんは「この国のかたち」について考えを書き残している。

直木賞受賞した祝賀後援会に招かれた司馬さんは学徒出陣で同室になった因島の橋本組の長男、輝明さんを「命の恩人」と称し酔うほどに戦後まだ物資不足の中、橋本さんは真っ白いワイシャツにサインを求めた。わるびれることもなく太々とした筆にたっぷりと墨をふくませ「海上王國」としたためた。

その後、司馬さんは橋本さんの葬儀のさい弔辞をささげるため来因(島)している。司馬さんが「海上王國」と息を吹き込んだ因島島民はもっとプライドをもってつき進んでいいはずだ。「海があるからには海運業はすたらない」(故宮地四郎元会頭)など海に向って開ける視線をそらさない予算執行が注目される。

(村上幹郎)

写真は因島公園内にある「つれしおの石ぶみ(因島ゆかりの文人墨客を偲ぶ散歩みち)」にある司馬遼太郎の書「一眼あり海上王国」で「龍馬が行く」(昭和37年―41)を執筆中のもの。

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