2022年4月30日 / 最終更新日 : 2022年5月8日 times 因の島バス

70年目の因の島運輸　アサヒタクシーに事業譲渡

因の島運輸株式会社（代表取締役村井敏宏）は28日、島内及び広島・福山・尾道との長距離バス路線と貸切バス事業を、アサヒタクシーが新設する子会社に譲渡することに合意し調印した、と発表した。

1952年（昭和27年）8月1日の事業開始以来、因島島内の公共交通を70年にわたって担ってきたが、自家用車の普及、島内の過疎化、車両の老朽化、新型コロナウイルス感染症拡大による来島者の減少などにより事業環境が厳しくなったことによる。

アサヒタクシー株式会社（代表取締役山田康文）は創業1949年、福山市を中心に笠岡市、京都市でタクシー事業を展開している老舗。因の島運輸のバス路線を継承していくことになる。事業譲渡は、本年6月1日を予定しているという。

ポートピアはぶ停留所の因島バス。2009年10月11日撮影。

因の島運輸公式ツイッターより

この度6月1日からアサヒタクシー株式会社様の新会社として事業を譲渡して頂くこととなりました。島内の足を守るためにアサヒタクシー様が引き継いでくださります。因島は人も自然も最高な地域です。これからも宜しくお願い致します。

— 因の島運輸株式会社IN因島【公式】 (@rYqE9UdNp87NTbO) April 28, 2022

今はありませんがすごい貴重なボンネットバスです。しかも電気がシャンデリアこれは貸切バスのものです。 pic.twitter.com/ZjcDBks6qs

— 因の島運輸株式会社IN因島【公式】 (@rYqE9UdNp87NTbO) January 15, 2022

過去記事より（2005年9月24日号）

尾道合併と因島バス路線　現状を維持して事業展開　不可欠な行政の補助継続

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