75歳老人のフーテン 2019東北の旅【79】粟島の海岸線

9月18日(水)③粟島の海岸線

粟島コミュニティバスは島の北端を曲がり西北に面した海岸線にでる。そして山の中腹をクネクネと進んでゆく。

このあたりになると北東に面した山にはえていた高い大きな樹木はなくなり、2メートル足らぬ低い樹木が密生してはえて状況が一変する。

「北西の強い季節風によるものか」と尋ねると「そうだ」と答えてくれる。

崖下の岩ガンガラの浜辺を見て私が、「あの浜を30分も歩けば貝やタコや海草がバケツ一杯簡単に取れそうだ」というと、運転手が「昔タコを取りに行きたくさんとれたのだが、道路に上がる急峻な坂道を登る途中で皆落としてしまった」と笑いをとる。そして誰かが「鹿を離したため今鹿が増えて木の新芽を食べて困っている」という。イノシシに関してはこの島にはいないという。

岬の先の展望台の前にバスを止め展望台に登り日本海の景観を楽しましてくれた。そして「ここから先は北朝鮮だ」と冗談めかしていう。実際に浜辺にはハングル文字の浮遊物が大量に漂着している。何度か北朝鮮の木造の船が漂着することがあり、また死体が乗った北朝鮮の不審船が漂着し大騒動になっている。この島には夏の観光シーズン2か月ほど警察が常駐するが、それ以外はいないのだが、その時にはミニパトカーと数名の警察官が駐在したという。

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